353

view

携帯の音声通話は通常3Gの電波を使用しますが、auの場合他社よりも電波が減っていて夜の混雑時間帯では、通話の途切れや強制切断があるかもしれません。
私も前に経験があります。

>同じドコモの携帯であればクリアに会話ができているのに、他社となると聞こえづらくなる原因は何かありますでしょうか??

これは、接続方法が異なります。
たとえば、ドコモ→ドコモの場合はドコモネットワーク内での通話なので音声はいいですが、ドコモ→他社（NTT固定電話以外）となると一旦ドコモのネットワークから他社のネットワークに接続するために音質が悪くなります。
携帯の音声は使用している端末内で音声圧縮して合う仕様に変換して電波として送信されます。受信も同じで電話機内で圧縮された音声が復元されて聞こえるようになります。
この圧縮の音声がドコモとauでは違い、auの方が古く音質が悪いです。

つまり、ドコモ→auの場合
①ドコモの端末から発信
↓
②ドコモネットワーク
↓
③ドコモネットワーク（関門交換機）
↓
④NTTやKDDIの固定回線
↓
⑤auネットワーク（関門交換機）
↓
⑥auネットワーク
↓
⑦相手のau端末
※ドコモからauを例にしましたが他社も同じです。

この場合、③の部分で一旦音声は復元されNTTの固定回線に準じた仕様で⑤に送信されます。
⑤で⑦の状況に合わせてauの方式に準じた音声圧縮がされます。
つまり、音声圧縮が2回なので音声がどうしても悪くなります。

ドコモ同士であれば音質が良いというのは
①ドコモの端末から発信
↓
②ドコモネットワーク
↓
③相手のドコモ端末
音声圧縮が1回だからです。
※これはドコモに限らず他社も同じでau同士でも音質は割と良いです。

この差なんですが、auの音声圧縮方式はドコモよりも古いので音質はどうして悪くなるのと、3Gの電波が最低の5Mhzの電波しかないので混みあう時間帯ではどうしても音質が悪いのではと思います。