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故障内容を拝見すると、落とされたりしたのでしょうか。
症状としては深刻そうですね。

そもそもキヤノン「EF-S17-85mmF4-5.6IS USM」の評判は芳しくなく、
画質的にも不満が多く報告されているレンズです。

かつてのキットレンズだっただけに、
その出荷数は多いようで中古でも２万円前後で多数販売されています。
個人的には３万円も出して修理する価値はないと判断いたします。

さて代わりになるレンズですが、純正の場合すこぶる評判の高い
「EF-S15-85mmF3.5-5.6IS USM」があります。
# http://cweb.canon.jp/ef/lineup/ef-s/ef-s15-85-f35-56/index.html

「EF-S17-85mmF4-5.6IS USM」を大幅に進化させたことを謳う後継機だけに、
画質から操作性まで格段に向上しているのですが、
実売で７万円強とややお高いのがネックでしょう。
# http://web.canon.jp/Camera-muse/tech/report/2010/01/

価格及びボケや明るさを重視したい場合、サードパーティ製となりますが
タムロン「SP AF17-50mmF2.8XR Di Ⅱ VC」を提案したいです。
# http://www.tamron.co.jp/lineup/b005/index.html

価格ドットコムによる最安値は31,799円(2012/06/29現在)と、
予定されている修理費用に近い金額となっています。
# http://kakaku.com/item/K0000065674/

ただ50mm止まりですので、現状よりも望遠側が弱くなる覚悟が必要です。
…とは言え、F2.8という明るさは新たな撮影領域を提供してくれることは
間違いないでしょう。

需要の最も高い標準ズームだけに、
他にも選択肢は非常に広いので、ぜひ色々検討してみてください。


【補足】
補足の方を読ませて頂きました。

単に「１７－５０ ２．８」とおっしゃってもタムロンでは該当製品が
いくつかありますので、正確な型番を記した方が良いでしょう。

「SP AF28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical IF MACRO」は、
フルサイズ(FX)に対応する長所があるものの、
手振れ補正を搭載していない短所があります。

一方、「SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II VC LD Aspherical IF 」は、
APS-C機専用(DX)なのですが、手振れ補正を搭載するのが特長でしょう。

ただ「SP AF 17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical IF」という
手振れ補正を搭載しないモデルもありますのでご注意ください。

細かな点を言えば、焦点距離(ズーミング域)だけでなく、
最短撮影距離から大きさ重さまで異なるのですが、
詳細については各仕様をご確認ください。

また価格を別にすれば、近似するスペックを持つレンズは
シグマやキヤノン純正もあります。

上記では、修理代金を参考にタムロンを推薦させて頂きましたが、
ご予算を大きくプラスできるのであれば、
キヤノン純正の「EF-S17-55mmF2.8IS USM」または発売間近の
「EF24-70mmF2.8L Ⅱ USM」をお薦めしたいです。
# http://cweb.canon.jp/ef/lineup/ef-s/ef-s17-55-f28/index.html
# http://cweb.canon.jp/ef/lineup/standard-zoom/ef24-70-f28l-ii/index.html