363

view

基本的になれない環境で付け焼刃の撮影スタイルは通用しません。
来週となると、今から撮影技術を身につけることはまず無理なので、オートで頑張って撮ってください。

また、背景をぼかしたいから絞りを開放させてF2.8にしたといっても、本来ぼけは絞りや被写体までの距離、被写体から背景までの距離を計算して撮影するものです。ただ、絞りを開ければ良いのではなく、自分の撮りたいイメージにあわせて絞りを設定することが大切なのです。

また、絞りを開放した場合、ピントが合う範囲も狭くなりますから、ちょっとした前後の動きでもピントは外れてしまいます。カメラの構え方や、ある程度の基礎を身に着けないと実は撮りにくい条件が揃っていたりするので、注意が必要ですね。

大切な撮影は無理に使った事の無い物を使うより
使い慣れたオートで撮るのが一番です。
普段からAvなどで深度コントロール撮影をされているななら良いですが
にわかにやると、お花の撮影と同じ様に失敗の素。

で、お花の撮影ですが…
どれくらい近撮をされているのか解りませんが
タッチAFで追尾させれば多少の手の揺れによるピント外れには対応出来ます。
手ブレ補正では前後の揺れによるピント外れには対応出来ません。
また、ダイレクトに被写体を指定できるので良いと思います。
ちなみに、
おじさんは古いIXYでタッチAFのみ使用、タッチシャッターは使って無いです。

＞逆光や、シーン撮影などよろしくお願いいたします！
逆光は露出補正をします．カメラのモニターを見ながら補正（+0.5～1.5EV位）するのが良いです．
ただ，モニターの見え方とパソコンの見え方，さらにはプリント時の見え方などは異なりますので何回か一連の流れをこなさないと怖い所でもあります．

シーン撮影モードは説明し難いので取扱説明書を熟読願います．（基本的に使ったことがないので．．．）

＞絞りを2.8とかにしても、ぎゃくに撮りたいものがボケてしまいます。。
マクロモードにして近接するほどにピント（被写界深度）は浅くなります．
絞りを開けるとさらに浅くなります．
ズームを長焦点側にするとさらに浅くなります．（※写り込む背景の範囲も変わります．）

撮りたいものがボケたのは合焦後に体が動いて被写体～レンズ間の距離が変わったのだと思います．
三脚やビーンズバックの利用で解決する気がします．なければ椅子や台や枕などの身近にあるものにカメラを押し付けるのでも変わります．
ブレているようでしたらISO感度を上げるとシャッター速度が上がりますし，色合いが暗いようでしたら露出補正も行います．（※一般撮影よりマクロ撮影の方が露出補正の出番は多い．）


結婚式では難易度が高くない所をオートで確実に押えることを考えるのが良いと思います．
参加者が祝杯を注ぎにいけるご歓談中のお二人の写真を始め，部屋の明かりがついていて難易度の高くないシーンがあります．
逆に暗い中で動きがありスポットライトで逆光になっている時は難易度が高いと思います．
ウェルカムボードや料理なども部屋の明かりがついている間に押えておくのも良いと思います．