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３分１０秒の曲と言うのは、市販のミュージックテープに入っていて、再生時間が３分１０秒と書いてあるものでしょうか。これが、クラビアだと３分ちょうどで再生されるということですよね。以下、上記のような状況だと仮定して答えてみます。その場合、あなたの持っているクラビアの、テープ送りの速度は速すぎます。正しいテープスピードで再生したら１９０秒の曲があるとします。この曲を１８０秒で再生するとするクラビアのテープスピードですが、正しいテープスピードのS倍であるとすると、S＝１９０/１８０＝1.056クラビアのテープスピードは、正しいスピードより５～６％速いという計算になります。JIS規格で決まっている、民生用テープレコーダの速さの許容範囲は±２％ですので、クラビアの再生速度は、規格外、一種の故障と言うことになると思います。(規格のJIS番号は「JIS C 5562」です）ミュージックテープ（商業用テープレコード…とJISには書いてある）録音のテープスピードの許容範囲は±0.5％ですので、テープ自体の録音のスピード誤差は、とり合えず無視しておいて良いと思います。もし、気になるようなら、修理（テープ速度の調整）をしてもらってはどうでしょうか。あまり気にならないようなら、そのまま使われても良いと思います。（ただ、テープ速度が正常なものより約６％速くなると、音程（音の高さ）が半音上がって再生されてしまいますが、それを気にされるかどうかですね）もし、その気があれば、自分で調整できないことはないです（使われているモーターにもよりますが）。クラビアのテープ部のモーターは、おそらく電子制御式だと思います。この場合は、モーターの回転速度を、簡単に調整することはできます。（機械式制御モーターの場合は、調整はできません）クラビアのふたを開け、モーターの後ろ側にある、ゴムか何かでふたをしてある穴に、マイナスの小さなねじ回しをいれ、中にある調整ネジ（?）を回せば、モーターの回転速度が変わります。ほんの少し回しただけで、かなり速さが変わりますので、できるだけ小さく、微妙なタッチで回して調整する必要があります（感じの分からないうちは、あまり大きく回さないで下さい）ただ、自分で調整する場合は、どのようにして、正しいテープスピードになっていることを知るかが問題です。（専門の機器などないので）方法としては、ミュージックテープを使い、曲の再生時間を測ってみる。同じ曲をCDで再生したものと比べてみる（例えば、全く同じ部分を同時に再生し、もしテープが正しい再生速度なら、２つの音楽が重なって完全に一つに聞こえ、曲の最後までずれることはなく、一つに重なって聞こえたままになります。）などなど、が考えられます何にしても、何回かモーターの速度を変え、調べてみる必要があるので、ちょっと（かなり？）面倒です。なお、先に答えられた方が言われている「ワウフラッタ－」は、あなたの質問の「再生速度」には、直接の関係はありません。