419

view

オンキヨーに限らず、全てのAVアンプにおいて、デジタル接続でのサラウンドモードには仕様での制限があります。PS3などの音声出力機器から2chで出力されている場合には、擬似的にサラウンド化させるDolbyPrologic2、DTS-neo6が適用されます。しかし、DolbyDigital、DTSなどの5.1ch以上のサラウンド（ビットストリーム）音声では、擬似的にサラウンド化させる必要が無いので、DolbyPrologic2、DTS-neo6が選択出来ない仕様となります。今まで選択出来ていたのは、PS3の音声出力が2ch/Linea-PCMのみでの設定であったと推測しますが、ゲームやBD、DVDソフトの本来のサラウンド音声を体感するには、擬似的なサラウンド音声ではないモードでの再生がお薦めです。また、PS3の場合、内部でビットストリーム音声を5.1ch/Linea-PCMに展開し、HDMIで伝送する方式もあります。この場合、AVアンプのディスプレイにはPCMとだけ表示しますので、サラウンド音声ではないと誤解することがあります。ひょっとすると、今回はこちらの状態かもしれません。