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どちらの製品のことを知りたいのだろうか？
HD-AV1.0TU2の紹介ページは
http://buffalo.jp/products/catalog/storage/hd-avu2/
であり、
http://buffalo.jp/products/catalog/storage/hd-cbu2/
はHD-CBU2シリーズの紹介ページだ。
HD-AV1.0TU2は横置きタイプのHDDであり、HD-CBU2シリーズは縦置きだ。
HD-CBU2のマニュアルの4ページにはっきり「本製品を横置きで使用しないで下さい」と書いてあるので、横置きは禁止。
横置きが禁止である理由を想像すると、HDDの排熱処理の問題だと考えられる。
つまり、HDDの出す熱をどのように放出するか、縦置きの場合は下にあるスリットから冷気を吸い、対流現象により上に放出するようになっている。なので上下の排熱口を塞ぐような行為が禁止されている。そういう設計のHDDを横にした場合、対流が起きず、内部に熱がこもってしまい、HDDの寿命を縮める危険がある。なお、横置き設計のドライブは、筐体を金属製にしたり、ファンを内蔵することで発生した熱を外に排出するようになっている。

HDDのバルクの件だが、Bulkとはパソコンメーカーに卸す形態の梱包で販売されている商品のことである。つまり、包装は簡易版であり、保証は販売店が行い（メーカーは保証しない）、その分安い。バルクの反対語はリテールであり、リテール版のHDDの梱包にはメーカーの名前が入り、その梱包はバルクに比べ厳重でありメーカーが保証する（実際には販売店経由なので違いはわからないだろう）。そのため高価になり、市場への提供もバルクより遅くなる。
バルク品はメーカー保証を受けなくても自分でサポートできる技術を持つ人間が購入すべきであり、安いからといって飛びつくと痛い思いをするだろう。
（だからバルク製品の使い方を知恵袋で聞かれても「それは自己責任だ」としか回答されないこともあるだろうが、それは承知すべきだ）
バッファローの外付けHDDの場合、当該ドライブを分解してみないと接続インターフェースはわからないし、メーカーも分解されたものはサポートできないだろう。パソコンショップ等で販売されているバルクのHDDを本製品に入れるために分解した時点でサポートは断られるのだ。
本製品にバルク品を適用するのは避けるべきだと考える。
どうしてもバルクのHDDを複数使いたいなら、バルクの利用を認めているドライブを購入する（ただしバッファロー製品にはそういう商品はないだろう）か、パソコンショップで販売されているHDDケースを購入すべきだ。