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ショックを与えた結果、異音がして認識できなくなった、というのは故障以外の何者でもありませんので、修理以外にできることはありません。動作中のハードディスクには、わずかなショックであっても致命傷を与えてしまいますし、停止中であっても当たり所が悪ければ、10～15cm程度の落下衝撃で壊れてしまいます。とにかくハードディスクにはショックは禁物なのです。

おそらく、ハードディスクのヘッド部分がショックで曲がったり、ディスクとヘッドが接触してディスクにキズが付いてしまい、まともに読み書きができなくなっているのでしょう。
修理する場合、一般的には内蔵されているハードディスクそのものを新品交換してしまいますので、データを取り出すことはできません。

データを取り出したい場合は、修理せずにデータサルベージ専門業者に依頼するくらいしかありませんが、よほどの重要な業務用データでもない限りとても割に合う料金ではなく、500GBどころか500MBであったとしても、データ救出の費用は、とても一般個人の趣味で支払える額ではありません。残念ながらデータはあきらめるしかないでしょう。
今後、大切なデータは少なくとも２つ以上のメディアにバックアップしておくことをおすすめします。

さらに追い打ちをかけるようですが、保証についても、ショックを与えた場合の故障については原則として有償修理になります。ショック品はだいたい症状で分かります（あなたのハードディスクの症状がその典型です）し、開けてみれば一目瞭然です。まあ、黙って修理に出し、「初心者だから分からない」で通してしまえば場合によっては無償で済むかもしれませんが、保証のかぎりではありませんし、それでは詐欺まがいになってしまいますね。

ダメモトで修理に出してみればよいと思いますが、有償になるなら1TBくらいの新品を新たに購入した方が安いでしょうね。