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まず、基本情報から説明ますね。光学式ディスク（CD,DVD,BD）で言われるN倍速とは、メディアとのデータ転送速度を表す表記であって、VTRのように記録時間を表すわけでは在りません。でその速度は、基準となるディスクの容量（CDなら650MB、DVDなら4.7GB、BDは25GBだった筈）のデータを1時間で転送できる場合を1倍速（等速）、30分で転送できる場合を2倍速と表記しています。ですので、8倍速対応のDVD-Rとは、8倍速書込に対応したドライブで書込めば、4.7GB分のデータが7分30秒程で書込む事が可能なDVD-Rのメディアと言うことです。また、メディアの録画時間は、標準録画モード（一般的にはSPモード）で何分分の記録が出来るかと言う事です。これに対して、DVDレコーダーではN倍速ダビングと言った表記が存在していますが、これはそのレコーダーのドライブの書込最高速度に対応したDVD-Rメディアを使うことで、そのレコーダーのHDDに記録されている長時間録画モード（標準録画の何倍の時間になるのかは、機種の仕様で異なる）の映像データを、録画時間のN分の1の時間でDVD-Rに書込めるという事です。で、DVDレコーダーの動作に関する説明ですが、貴方のDRM-XP12は、DVD-Rだと16倍速まで対応していますので、8倍速のDVD-Rに標準録画モードで録画した映像なら120分分を7分30秒でダビングが可能であると言うことになります。次に120分以上の番組をDVD-Rに記録したいと言うことですが、DRM-XP12は長時間録画モードとして、LP(2倍モード)、EP(3倍モード)、EP（4倍モード)が存在していますのでこれらのモードで録画した場合なら、DVD-Rに240分(LP)、360分(3倍モード)、480分（4倍モード）分が記録可能です。ですが、HDDでは標準録画モードで録画した言う場合は、録画モード変換することで、120分以上の映像を記録させることになりますが、映像の変換は1倍速でしか行えないので、3時間分の映像をダビングするのに録画モードに関係なく3時間掛かります。また、録画モード変換のダビングには極力画質を下げないでDVD-Rに映像を納められるダビング方法（東芝だと「ぴったりダビング」と言う名称です。）も存在している筈です。後は、この情報を元に、取扱説明書を調べてみて下さい。