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VSA-LX52のほうがクラスが上ですがVSA-920のほうがモデルとしては出たばかりで新しいですね。私ならもう少し予算をさいてVSA-LX53を購入します。理由としてはこの手のものは基本設計が同じでアンプ性能や付加機能で2〜3グレードに分ける場合が多いです。VSA-920はその中のミドルグレードです。VSA-1020,920,820の中から選ぶなら私も920を押します。出力も上位の1020と同じですからコストパフォーマンスも非常に良いです。LX52や53はもう一クラス上のグレードになります。つまり基本設計自体のグレードが上がりますから。ただこれは理論上の話で実際には聞き比べるのがたしかです。組み合わせるスピーカによってもかわりますから。ただ値段的なバランスを考えた場合 スピーカに掛けるお金はアンプと同額程度か少し高いぐらいが良いです。つまりLX52ならスピーカに掛けるコストは10万程度 920なら6〜7万程度が妥当と思います。アンプを単体で選ばれる場合はスピーカもシリーズは揃える必要はありますが単体で選ばれるほうが良いですよ。シリーズを揃える理由はサラウンドというのは各スピーカの音質が違うと違和感を感じるからです。ちなみに私は2年ほど前のパイオニアのHDオーディオ対応のAVアンプVSA-AX2AHを使っています。当時の実売で15万程度のものです。それに対するスピーカは一緒に揃えたわけではなく目星は付けていたのですが予算の目処がたった時には製造中止で中古でしか揃えられませんでしたが新品の実売価格でいうなら20万前後になります。スピーカモデルはBOSEの55WERをメインスピーカに33WERをサラウンドとセンタースピーカに使用しています。ちなみにVSA-AX2AHを当時選択したのはこのモデルがTHX認定（セレクト2）を受けたパイオニアのAVアンプで一番安価だったからです。たぶんLX52はTHX認定は付いていると思いますが920はないと思います。このTHX認定は劇場でもそれを受けている劇場は一定水準以上の音響を備えていると認定を受けているものです。それを家庭用に持ってきたもので中級クラスのアンプであればTHXセレクト2、上級になると（30万円クラス以上）THXウルトラ2認定となります。これは他社のAVアンプでも採用しているアンプは多いです。認定を受けていたら筐体にTHXのロゴが入っています。YAMAHAだけは独自の「シネマDSP」を採用していますのでTHXの認定は付いていないですね。これが付いているから絶対良いとはいえませんが一種の指針にはなります。