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根本的にイヤーフォンとヘッドフォンでは音が鳴る位置が違うので、感覚的な違いがあります。ヘッドフォンを長く聞いた後にイヤーフォンを聞くと、凄くプアーな音に感じます。これは、耳がヘッドフォンを聞くのになれてしまうためのようです。イヤフォーンの音源に集中して聞けば、決してプアーな音ではないのです。逆はあまり感じないので、感覚的にヘッドフォンの方が聞きやすいということもあるように思えます。
自分はヘッドフォン（HD25-1Ⅱ）とCKS90を持っています。両方を毎日のように聞いていますが、曲によってはCKS90の方が良かったり、HD25の方が良かったりします。
WS-70も何度も試聴しましたので、わかる範囲で音質について回答します。
低音の音量はどちらも、同じぐらい強いです。ややボーカルが埋まり気味な感じです。
WSの方がまろやかな低音で、CKSの方が立ち上がりの早い低音です。極端に表現すると、ボーンボーンとバシンバシンって感じです。
CKSはビートの効いた音楽を聞くには最高です。バスドラやベース音は迫力があり、躍動感はこちらの方が強いかと思います。中高音にも厚みがあり、かつ、聞きやすい音でボリュームも上げやすいかと思います。
ゆったりとした音楽では、明らかにWSの方が良いです。ゆったりと、ジャズやポップ系などを聞くのであればまろやかな低音が生きます。
高音については、どちらも高域の延びは限定的で、つきぬけるような感じや輝きは乏しいです。個人的には、作られたクリアさのように思えてあまり好きではありませんが、WSの方がよりクリア（綺麗な高音）に感じます。解像度は大差はないレベルで、価格相当かと思います。
私的意見ですが、外で聞くためなら、CKSがお勧めです。低音の音量はイヤーピースでもかなり変わりますので、CKSなら微調整も可能です。外だと繊細さがあまり生きないので解像度も、この程度で十分だし、躍動感ある重低音で思い切り楽しめます。それに、音漏れしないし、携帯性も良いです。
静かな部屋でじっくり聞くなら、WSの方が良さそうですけど、もう少し解像度の高いものを選んだ方が良いような気もします。
ご参考になれば幸いです。