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一眼レフはその名前（レフレックス）の通り、ミラーを持つためにどうしてもボディの厚みが必要になります。そのため、ミラーを排除して薄いボディが作れるようにしたのと同時に、マウント系などを合わせて小型にした規格がマイクロフォーサーズです。一眼レフと比べると、常時撮像素子の画像を表示した状態のために、位相差AFが使えずにコンパクトデジタルと同じ方式のAFになる、ミラーを動かさなくていいので振動やシャッター音が控えめなど、結構差があります。ただ、使われているセンサーはフォーサーズのものと同じで、しかも現時点では最新の画像処理エンジンが入っているので、フォーサーズ一眼レフと比較しても遜色がないどころかかなりいい画像を得ることができます。レンズについては、オリンパスからは広角（といっても今の基準だと準広角って呼ぶ人が多いかも）のパンケーキレンズと、広角から中望遠くらいのズームレンズのみの発売です。他に、同じ規格のパナソニックからは一通りの焦点域のズームレンズ（広角ズーム、標準ズーム、望遠ズーム）と、広角から望遠までの高倍率ズームが出ています。さらに、アダプタ経由でフォーサーズ用のレンズを使用することができ、遅いながらもAFを働かせることもできます。GX200は、素子の大きさが小さいので、背景をぼかしたような画像を撮影するのは苦手ですね。素子が小さい分ノイズも目立ちます。（リコー自体が高感度でのノイズは高めの画質にしている印象です。）もちろんそれにより、よりコンパクトに作れるメリットもあるのですが。あと、レンズ一体型ということであれば、素子が小さい方でパナソニックのLUMIX LX3,素子が大きい方でシグマのDP1/DP2なんかも考えてみてはどうでしょうか。特に後者は、フォーサーズよりも一回り大きいAPSサイズの素子を使っています。使っている素子が特殊なもので、多少癖のある画像になりますが、風景などでハマった時のち密さは、他社一眼レフとも違うなにかを感じます。（全体的な動作がトロいなど、カメラとして見た場合も欠点が結構ありますが…）