499

view

正直にこの機種は聴いていませんので、これまでのBOSEスピーカのPAタイプHiFiタイプでの後者で考えます。そして、昔作るのを依頼されて長岡氏設計のFOSTEX FE83×8+FW200＆FT17Hシステムと共鳴管利用のシステムです。アンプを見つける上ではスピーカの能率を気にしますが、それを公にしていません。昔からの姿勢で、家庭で楽しむには充分な能率ですという欧米路線感覚のの製品です。購入予定の製品の仕様書から感じるのは小ささでスペースを節約し、構造でそのサイズには考えられない音を出すという製品と考えます。小さいサブ・ウーハでと5cmサイズのサイコロサイズスピーカの開発販売と、ウェーブレディオ他の低音の元となる共鳴管システムで得たノウハウで作られています。これを充分性能発揮できるアンプは、スピーカ側の個性は、国産品よりも主張してくると思われます。実際に使われている方のお話しですと、当初CEC AMP3800にしたけれどもパワー以外だと、AMP3300Rでも良いかという話をしています。ヤマハ A-S700とパイオニア A-A6MK2は私のお勧め定番の製品です。カラリぜーション（無意味な音の色付け）がないので、先のCECのアンプと同様な傾向で、スピーカの特長を活かす物と認識しています。他にも良いアンプはあると思いますが、スピーカの実売価格を考慮すると、ヤマハ A-S1000やパイオニアのA-A9Mｋ2ランクだと長く楽しめると思います。希望スピーカも8cmをウーハにしていますから、振動板重量を重めにして、能率を抑えている物と思います（推測ですが、磁石もしっかりしていると感じます。ただ、バスレフよりもCW式バックロードホーンに近い共鳴管方式で低音を稼いでいます。下手に低音傾向を重視するアンプよりもスピーカの素性をきっちり再生するタイプが良いと思います。アンプとスピーカが喧嘩をして濁った低音になるよりましかと思います。また、おそらくスピーカシステムは100HZ以下はダラ下がりで、低音の再生能力は他の帯域よりも劣ってきます。アンプのトーンコントロールの活用が有意義になります（サブ・ウーハよりこちらで良いと思います）。ただこれはシステムが揃って、しばらく鳴らし込んでからのことです。