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例えば普通のスピーカーで2WAY3WAYというように帯域を広げるために帯域を分けて２つ３つと使うものがあります。また、トールボーイタイプのものは低域用に同じスピーカーユニットが２つついているものがあります。低域の補強ということですが、イヤホンも同じ目的で２つついている方を補強しているということはいえる思います。ただ、実際に低域(高域)用が１つだからといって低域(高域)が不足するかどうかは別問題です。メーカーや製品によって当然ドライバーの種類は違いますから出る音も違います。あくまでもそのメーカーの考えとして使うドライバーのバランスを考えて作っていると言うことです。ドライバーの数だけでは実際の音質はまったくわかりません。

ただ、安いイヤホンに使われるダイヤフラムタイプのドライバーに対して高級タイプはバランスド・アーマチュアドライバーを使っています。これは遮音という点からすると格段に有利です。外に音漏れしないのはもちろん中へも静かな状態で聞くことができます。
耳への負担は大きな音を長時間聞くことにより起きます。そういう意味ではヘッドフォンだろうがイヤホンであろうが高級・普及関係なく同じです。ただ、遮音性が高いということは静かな状態で音を聞くことができるということです。
つまり、あまり音量を上げなくても音が届く。ということです。そういう意味では遮音性が高いほど小さなボリュームで聞いてもそれほど不満なく聞けるという点では高級タイプ(遮音性の高いタイプ)の方が耳への負担を少ない聞き方がしやすいとはいえると思います。

普通のスピーカーほどの差は無いかもしれませんがイヤホンでも音質差は確実にあります。少なくとも安いタイプとの違いは確実にわかると思いますよ。音の違いを聞き分けるのはあくまで経験で、相対的なものです。絶対的なものではありません。いろいろなイヤホンを使って音質に注意して聞くという訓練をすると必ずわかるようになります(音質の解釈は人それぞれです)

最後に下記は高級イヤホンとは何かというHPです。あるメーカーのものですから自分のメーカーの宣伝がありますがそれは無視してください。安いものとの違いはわかると思います。これを見るとカナルタイプ(それもオーダーメイド)でバランスド・アーマチュアドライバーを使用したものが一番なのかな。
http://www.earphone-guide.com/index.html

カナルタイプ高級イヤホン一覧(価格の高い順番)
http://kakaku.com/search_results/%83C%83%84%83z%83%93+%83J%83i%83%8B/?category=&c=&minp=7000&maxp=&act=Sort&sort=pricet