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ちょっと探してみたんですけど、リニアダンピング回路の具体的な情報は得られませんでした。なんとなく「ダンピングファクターを良くする回路」みたい（笑）以下はあくまで想像ですけど・・・A-S700の上位機種にA-S1000とA-S2000があるのですが、そのダンピングファクターはいずれも160なんですね。A-S700は240以上だから、上位機種より下位機種の方が特性がいい。ちなみに、AX-497も240以上ある。これは質問にもあるように、上位機種はバランスアンプだからなんですね。バランスアンプはBTLと同じようにアンプの直列接続みたいなものだから、内部インピーダンスが倍になるので、ダンピングファクターは低くなる傾向がある。バランスアンプにはそれ以外のメリットが沢山あるんですけど、下位機種より特性が悪い項目があることはあまり触れられたくないんでしょうね。だから宣伝文句として「ダンピングファクター」を思い出させる言葉はあえて避けてるんじゃないでしょうか。下位機種でダンピングファクターの良さをアピールしたら、じゃあ上位機種は？・・・てなるから。かといって、「ダンピングファクターなんて音質には関係ないんだよ」なんて言ったら、「今までさんざん言ってきたリニアダンピング回路ってのは何だったんだ？」ってことになる。結局、今の製品ラインアップではその辺のことは触れて欲しくないんですよ。