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性能的にはSC-C33SGの方がはるかに上と考えてよいです。33SGと１１SGを比べると、まずウーファーの直径が8cmであること（11SGは5.7cmなので面積比だと半分ということになります)、重量や最大許容入力が約2倍であることなど、１～２ランクくらい上と言える仕様になっています。マルチチャンネルシステムにおいて、センタースピーカーはフロントスピーカーに次ぐ重要なスピーカーだと言えますので、少しでも良いものを買われた方がよいと思います。33SGを選ばれた方がよいと自分は思います。-----------------自分としてはシステムがＨＴＰ－Ｓ５３５なら33SGを付けてもバランスを崩すようなことはない、むしろこれくらいのものが理想的ではないかと思います。他の方お勧めのＳ-ＳＷＲ５５ＣＲについてですが、４つのスピーカーが1セットで、うち２つをセンターに配置し残り2つをリアスピーカーとして使用するタイプの製品のようですね。それはいいのですが、仕様を見ると１つのスピーカーの重量がたったの0.5kgしかありません。仕様だけで物を言うつもりはありませんが、さすがにこれだけ軽いとスピーカーユニットのマグネットは相当に小さくて非力なはずです。スピーカーキャビネットについてもペラペラのプラスチックのはずですね。はっきり言ってパソコン用のスピーカーレベルの仕様ですね。4つで7800円と安価なのも頷けます。はっきり言って安かろう悪かろうの典型みたいなもんです。よってかなり薄っぺらで解像度の低い音しかしないものと思われます。こんなの２つ並べても十分な音質は得られないと思いますし、加えてツィータもないわけですから聞き取り易さの面でも良いことはないと思われます。・ウーファーの径が大きく、マグネットが強力であること・キャビネットの容積が大きく、材質・重さがしっかりとしたもの・ウーファーが非力ならツィータがないとしっかりとした高音は出ないといったことは、もちろん例外もあるもののあくまでスピーカーの基本だと思います。S-SWR55CRはこの基本のどれも満たしているようには見えません。それと、システムとオプションスピーカーは同じシリーズで揃えた方がバランスは良いことが多いは確かですが、例外はいくらでもあるので最初からそう決めつけるのは短絡的です。Ｓ-ＳＷＲ５５ＣＲもその例外の１つで、単にお求めやすさだけを追求した駄作だと思えます。いくらなんでもこの仕様ではＨＴＰ－Ｓ５３５と釣り合うようには思えません。それと、マルチチャンネルサラウンドにおいて、映画等の台詞は主にセンタースピーカーから発せられます。センタースピーカーの増設を考えると言うことは、普通はシステムの聞き取り易さを改善する目的であることが多いです。だからこそしっかりとして低音もきちんと鳴るスピーカーを選ぶ必要があり、システムに対して1つ２つランクの高いものを選んだ方がよいと思います。以上、S-SWR55CRについては、自分は全くお勧めしたくないですね。