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ちょっと試聴しただけでその違いや良し悪しがわかる方はほとんどいないのではないでしょうか。何度も何度も聞きなおして、しかもその違いがわかるパートのみで、違いがわかる程度だと思います。むしろ、その相違は真空管対トランジスタではなくその機種固有ののクオリティに依存するものと思います。よく、違いを議論するとき、肝心のスピーカーや入り口のソース、曲目などでかなり変わってきます。スピーカーにいたっては別物に聞こえるくらいですから。概してですが物理特性のほとんどはトランジスタアンプが優勢です。しかし聴感上は判別できません。真空管に関しては先入観や見た目というものが大きく影響していると思います。あのあったかそうなヒータの明かりがともっただけでわくわくする人もいるくらいですから。それと、再生機器にこの曲はうまく再生するとかピアノが得意だとかの特定分野賞賛は本当はありえないはずなのです。真空管のほうが歪が多いはずなのにきれいに聴こえるなどの矛盾点はたくさんありますが、結局はこだわりだと解釈してます。音質に関しては好みを省けば同等と見ていいのではないかと思います。そのほかの音質以外の良い点。悪い点は真空管は電気を食います、Ａ級アンプは音を出さなくても常に大飯くらいです。寿命も短いです。個体差がありますのでペアの球が必要です。