65

view

Ａｎｄｒｏｉｄなら、対応機種が出るまで待つべきです。
ＯＳバージョンの数値は新しい方が色々改善されてはいますが、新しいバージョンにアプリが対応出来ない場合もありますので、４.０が良いとも一概には言えません。

プラチナバンドは、回折作用があり、障害物の周辺に廻り込む事が出来ます。
又、減衰が少ないので遠くまで届きます。
つまり建物内部には届き易くなります。
しかし、携帯電話のサービスエリアは、多数の利用者を収容する必要がある為、比較的、小ゾーンだけをカバーする多数の基地局の集合体で、広いカバーエリアを構成しています。
従って、プラチナバンドが使えるからといって、電波が良くなるという短絡的な結果にはなりません。

サービスエリアをモザイクに例えると、多数の基地局によるゾーンのモザイクを正確に合わせる事(Ｄ／Ｕ比の調整)が必要なのです。
電波状態の良否を左右する最大の要因は、周波数では無く、このモザイクの精密度(つまり干渉調整度)と、ピース間のスキ間が無い事(基地局が多くエリアの穴が無い)なのです。
この調整を行なうには、現地調査や細かい基地局アンテナの調整等、非常に手間暇、労力が掛かります。
又、基地局自体が干渉を起こしにくい必要があり、安易に基地局数を多くする為に簡易な基地局(ブースター局)を多用すると、この調整やハンドオーバーが損なわれ、電波の品質が劣化するのです。
つまり基地局数や周波数の問題ばかりでは無く、設備投資と労力を掛けている事業者が電波状態が良いのです。