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間違ったBIOSが書き込まれてしまったとしたら、復旧の方法はありません。BIOSにはHDDやUSBにアクセスするためのプログラムが入っていますので、間違って違うプログラムを入れてしまっては、もうUSBにもアクセスできませんし、CPUの認識やその他のハードウェアの認識も出来ません。CPUファンのコントロールも出来ません。CMOSクリアは日付などの設定項目のクリアだけですので、プログラムそのものはクリアされません。BIOSには、自分自身を更新するためのプログラムも書き込まれていますが、これを壊してしまうと、もうBIOSの再更新もできません。自作用マザーボードなら、セカンダリーBIOSを搭載していていざというときは切り替えられるものもありますが、メーカー製ではまず付いていません。よって、メーカー送りになります。また、通常、メーカー製のマザーボードはメーカーにもよりますが、破壊されたBIOSは外部から上書き更新できないため、BIOSが書き込まれているメモリーチップを交換する必要がある場合があります。ICソケットにでも付いていない限り外すことができませんので、マザーボード交換となります。私の場合、AspireL3600でしたが、メーカーに公開されている当該機種用のBIOSを更新したにもかかわらず起動不能となり、メーカー送りでM/B交換になりました。