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その人それぞれの考え方と、映像の利用頻度とによるでしょう。他の方には、重複するのは．．．というつまらぬ誤解を招いたようですが。＞日ごろ撮りためた映像の中から拾い集めたクリップを元に作品とする事が多いので、．．．つまり、どの程度のクリップの長さなのか、また利用率なのかということによって、かなり考え方は違うでしょうね。（重複した結果、ＨＤＤの容量にどれだけ影響を与えるのか、ということも踏まえて）それぞれのフォルダーが同じＨＤＤに入っていて、将来とも同じ位置関係にあれば、特にコピーしてもってくる必要性はありません。しかし将来的にみた場合、ＨＤＤそのものをバックアップしていく行程の中で、不要なフォルダー（プロジェクト）と、どうしても継続して残して行きたいものとに分かれてきます。言い忘れましたが、編集作業用ＨＤＤは内蔵でなければなりません。（外付けＨＤＤでの作業はいろいろな意味でお勧めできません。）つまり、今作業しているＨＤＤは、すぐに一杯になり、外付けなどにバックアップという形で移さなければならないのですよ。ＨＤはただでさえ、相当なＨＤＤ容量を食います。ＡＶＣＨＤの圧縮されたファイルだけでは、思うような編集が出来ないために容量の食うＨＱコーデックに頼らざるを得ない場合も多々あります。いかにＨＤＤが安くなったとは言え、ひとつのＨＤＤには、扱いたい複数の関連したフォルダーが収まり切らなくなるのも時間の問題です。全体的に不要と思われ、継続されなかったフォルダーの中に、新しく参照したクリップがあった場合、新しいプロジェクトでは当然再現できなくなるのです。ひとつのＨＤＤの中に、同じフォルダーが同じ位置関係で存在できるのは、初めのうちだけです。＞バックアップはHDDまるごと複製してはどうでしょう．．．は、やってみれば解ります。また、編集ソフトも不変ではありません。今は私もＥＤＩＵＳシリーズを強くお薦めしていますが、近い将来は？はっきりいってわかりません。将来的にソフトやコーデックが変わった場合に、論理的な位置関係で作業したものは、別のソフトでの対応は難しくなります。１５年以上も前からノンリニアをやってきて、５種以上のソフトを乗り継いだ時の、苦い経験からの考え方です。同じカノープス同士でもそうでしたから。物理的に存在する映像ファイルに勝るものはありません。まあ、その人それぞれの編集スタイルによって要素は変わるので、私の考え方を押しつけるつもりは毛頭ありません。－－－あとで思い出したことで継ぎ接ぎになりますが。完パケ（仕上がった作品）のみを保存すれば良いという考え方と、途中経過のものをあとで利用したい、という考え方があります。完パケからは、思うようにクリップが取り出せないケースが多いのです。（ＢＧＭやテロップの文字がじゃまになるケースや、トラジションや効果がじゃまになるケースが結構多い）かといって、全てのファイルを残してはおけない。まずは明らかに使わない（失敗した部分）．．という部分は初めのうちに処分して、スリムにしておくべきです。（コンソリデート保存）それと私の場合は、基本的にテープ素材なのであとで何とでもなりますが、メモリ素材は有形ではないので、オリジナルは無いわけですから、重複の保存は必至なわけです。前回の回答に対して、同じディスクに保存は不合理との指摘がありましたが、全く同じファイルではなく「利用したい部分クリップ」なのです。また取捨選択されバックアップされていく中で、いずれ同じディスクには残したくとも残らなくなります。あと、完パケ後は是非「コンソリデート保存」してください。その時に余分なものは捨てられて、後にも使える部分のみの短いクリップのみが残ります。（メモリからのオリジナルファイルとは別の考え方ですから誤解無きよう）この使えるクリップは、たとえ部分的にＨＤＤに重複しても容量負荷は少ないのです。－－－すみません、【EDIUSneo2booster】には「コンソリデート保存」がないかもしれません。非常に重宝する機能なのですが、廉価のｎｅｏにそこまで要求するのは無理なのかもしれません。しかしＮｅｏでも基本は一番用画質で書き出して、再編集可能な物理的なファイルを確保しておく。ということです。いろいろなプロジェクトからダイジェストを抜き出し、再利用するために効率的なメリットは、重複のデメリットも踏まえて「物理的ファイル」を確保するほうが遙かに良いというのが私の考え方ですが、他の方が言われる重複は無駄だと思うならば、それに従ってください。私に言わせれば、他のプロジェクトから論理的に引き出して使うプロジェクトは、本当に「落ちるの？」という武富士振り出しの手形の感覚です。