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ホールでの音楽録音ならば、ガンマイクではなく、ステレオコンデンサマイクです。ガンマイクはドラマや映画などセリフを拾うのに向いていますが、ホール内の録音は正面を中心にある程度広い角度でステレオ音声を拾います。(逆にカメラ内蔵マイクは360度カメラ近辺の音だけを拾うのでダメです)ECM-MSD1http://www.sony.jp/handycam/products/ECM-MSD1/index.htmlECM-MS907http://www.sony.jp/microphone/products/ECM-MS907/(映像用あるいは音声用として、これらのマイクどちらもホール録音などに使ったことがあります)マイクの中身はどちらも同じですが、MSD1はカメラに取り付けられる反面、カメラ自体を動かす(パン操作やズーム操作)ときの音が振動として伝わりどうしても少し入ってしまいます。MS907は、カメラとは別にマイクスタンドに立てておけば、ケーブルでつながっているだけなのでカメラの操作音(振動)が直接入ることはありませんし、カメラの向きをかえても、収録する音は一定の方向になります。外部ステレオコンデンサマイクの性能を生かして撮影するためには、カメラの設定「音声記録設定」で、「マイク基準レベル」を「低」にし、「オーディオモード」を「2chステレオ」にしてください。ステレオコンデンサマイクの指向性は120度にしておくのが無難です。これで、家庭用ビデオカメラとしては十分な音質で録音できます。それ以上を求めるならば、ビデオカメラとは別に録音機器を持ち込むか、ホールに天吊りマイクでの録音を頼んだほうが良いです。なお、質問の範囲から外れてしまいますが、ホール内の演奏会のため、映像では「ホワイトバランス」を「屋内」、「顔検出」を「切」、「手ブレ補正」を「スタンダード」、撮影場所とステージの距離が変わらないならば「フォーカス」をマニュアルにしておくと、照明の色が変わったり暗くなったりしても本来の色で撮影でき、暗くなってフォーカスがぼけることも防げます。