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単に超広角で撮れれば良いのなら、純正の10-24は、望遠端が準標準域で使いよいズームでしょう。

良い性能の超広角レンズをお望みなら、シグマの8-16が一押し。トキナー12-24（Pro2）、11-16もお勧めです。この3本は駄作の多い超広角ズームの中では、なかなかの性能です。ニコン純正なら古い12-24の方が良い出来ですが、高価です。

超広角ズームは、絞っても周辺画像の結像性能の悪さが取れないレンズが少なくありません。点が点に撮れないのです。風景や建物を撮ると、周辺もディティールを記録して欲しいと思うものですが、それに応えられないレンズが多いです。2倍ズームを超える超広角ズームに（プロ用、フルサイズも含めて）ろくなものは無いと断言できてしまいそうでさえあります。

広く撮れれば良くて、2Lまでしかプリントしないなら、何でも良いかもしれません。

補足に対して
8-16は、フィルターが取り付けられず、すこし暗いのが難です。望遠端でも換算24mmの広角ですから、少し扱い辛いかもしれません。

11-16は安いのが取り柄で、ズーム倍率を無理していない分、性能は安定しています。しかし、これも望遠端が換算24mmなので、慣れていないと使いにくさは否めません。

上記2本は、超広角レンズとして単焦点のように使えます。このくらいの超広角になると、使い難い（焦点距離を選びにくい）のですが、それがズームで少し緩和されます。

12-24は、望遠端が換算36mmになりますので、使い易いと思います。広角端も換算18mmなので扱いやすいと思います。普段使いには良いレンズだと思いますが、8mm（換算12mm）を見てしまうと、迫力が違うのも事実です。実際に見てみることをお勧めします。