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D80は、２台使っているオーナーです。コンデジとデジ一眼のどちらが優れているかという話ではないのですが、そもそもの設計での時点での考え方が違うところから、結果としてご質問のようなことが発生します。コンデジは、あまり写真に理解がない素人向けに、手軽に一般ウケする結果が出るような調整が行われています。ホワイトバランス調整も過度に効くように出来ていますので、極論すれば、白はとにかく白、人肌が肌色になることだけを目指しています。一方で、デジ一眼は、オートにしない限り、撮影者の指示が絶対値となって、撮影者の意図を表現出来るように作られています。■具体的に今回発生した事象を説明すると照明の色は、人間の目で見ていると、だいたい黄色いとかは判るとは思います。それでも、じっさいの色温度はバラバラなんです。蛍光灯は、昼光色や昼白色など、そもそもの設計が複数種類ありますし、電球も白色のものから特殊なものが多数存在します。コンデジの設定で電球色を選んだ場合、上記の都合を見越していますので、撮影者が電球色を選ぶ際にあり得そうな範囲の色温度の中から、自動で最適と思われるモノをカメラが勝手に選び出します。よって、白は白い感じで肌色は肌色っぽく写るなります。デジ一眼の場合、電球なら３０００Kとか、色温度はカメラ内部に登録してあるものから設定を忠実に守ろうとします。実際の現場の色に対して、カメラは自動補正を行いません。よって、現場の色温度と相違した場合黄色くなったり変な色がついているように見えるわけです。■今後について□ 設定について その１自分の経験則ですので、人によって意見が変わるとは思います。Ｄ８０で撮影して、綺麗なモノを撮りたいのであれば、Ｗ／Ｂはオートでも結構はずれません。コンデジのように選んでくれますので、少なくともコンデジに負けることはありません。□ 設定について その２撮影自体に余裕があるなら、テスト撮影をしましょう。撮影現場にて、デジカメはモニタで撮影結果を確認できます。上手く使いこなしたいところです。（＊１）□ 設定について その３Ｄ８０の場合、プリセットで電球や蛍光灯なども選べますがもっと積極的に色温度を数値で設定することが可能です。今後、勉強されるのでしたら、色温度について学び、直接設定してしまう方が、自分の意図を確実に反映させられます。□ 撮影後の修正についてＤ８０の場合、カメラ本体だけで、色を修正することは可能です。画像編集メニューにフィルター効果というモノがあります。色が転けた分を画面見ながらずらせますので試してみてください。（＊１）練習としては、モニタで画像を見るだけでなく、ＲＧＢヒストグラムを使って体感的にというか経験的にホワイトバランスが、崩れていないことは確認することが出来ます。一番簡単なのは、白い壁を画面いっぱい撮ります。正しく白い場合、各色のヒストグラムは、ほとんど同じようになります。色温度がずれている場合、何かの色に転けていますので、ホワイトバランスの調整をして、ヒストグラムが揃うように、調整します。また、多少ずれていても、実際には問題ないことも多いですので、自分の思う許容範囲を見極められるまで、繰り返し練習で経験を積んでください。