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このウィルスには実際に昨年10月頃に感染したことがあります。
その頃に結構流行ったウィルスです。感染源である特定のWebサイトを閲覧することで感染してしまうようです。

また、このウィルスはウィルス対策ソフトで防止することができません。
対策としては

・フラッシュを最新版にする
・Adobeリーダーを最新版にする

ことで感染しなくなります。Webサイト上のどちらかのファイルから感染します。それらを表示するソフトの脆弱性を突かれて感染してしまいます。


本題ですが、
1：
Dドライブや外付けドライブのファイルが感染していることはありません。
このウィルスはあくまでWindowsのシステム情報を変な風に変え（デスクトップアイコンが消えたりしましたよね？）、いかにも異常が起きていると見せ掛け、戻す為にはクレジットカードの番号を入力して対策ソフトを買うように促すだけです。ファイルやソフトの破壊活動などは一切しません。

2：
上の理由から、フォーマットまでする必要はありません。
ウィルスがやったことは、偽の診断ソフトのインストールと起動時にそれを実行すること、そしてWindowsのレジストリを大きく書き換えただけです。（デスクトップアイコンが表示されないように、など）
Windowsをまっさらの状態でインストールし直すことで、完全に除去できます。
ですがリカバリ時にはフォーマットを自動的にしてくれますので、一連の流れで全部やってしまってもいいと思います。

3：
上に書きましたが、リカバリディスクがフォーマットまでやってくれます。元から入っていたソフトもそのまま入れ直してくれます。システム的に購入時の状態に戻ります。


バックアップをとったユーザーファイル内にこのウィルスが居ることはありえません。（ProgramData、もしくはProgramFilesというフォルダに寄生します）
フォーマットをしてWindowsを入れ直すことで、完全にウィルスは居なくなります。

またリカバリ後はすぐにフラッシュとAdobeリーダーを最新版にしてください。これでこのウィルスには感染しなくなります。

フラッシュ
http://get.adobe.com/jp/flashplayer/
Adobe
http://get.adobe.com/jp/reader/


補足対応
Cドライブだけでいいです。
上に書いたように、このウィルスはWindowsのシステム構成と、CドライブのProgramDataかProgramFilesにしか寄生しません。
Dドライブにユーザーデータを入れたままでも大丈夫です。
他のソフトやデータにウィルスがついていることはありません。


リカバリディスクがある機種では、リカバリディスクをPCにセットしてPCの電源を入れることで、リカバリメニューが立ち上がります。
あとは画面の指示に従うだけです。同時にフォーマットもしてくれます。

リカバリ後は購入時の状態に戻りますので、セットアップ（ユーザー名の設定など）を購入時に行ったように、同じように行ってください。後は元通りです。