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メモリー効果という意味では、いつ充電しても同じです。ただし、寿命を縮める使い方というのはあります。 リチウムイオン電池は、満充電に近いほど、劣化が早くなります。従って、「まだ十分あるけど念の為充電しておくか」という習慣をつけていると、満充電近くを維持することになる為、劣化が早くなります。ちなみに、満充電・45℃で放置した場合、半年で60%まで容量が劣化することもあるそうです。http://www.baysun.net/ionbattery_story/lithium12.html#story12 このことは、リチウム系充電池(リチウムイオン電池、リチウムポリマー電池)を利用している限り、変わりません。従って、iPodであろうとiPhoneであろうとiPadであろうと同じことです。 とりあえず、満充電近くを維持しなければ良いのですから、半分以下まで使っていれば、充電しても大丈夫です。(追記) どこまで充電すれば良いかは、90%でも100%でも劣化の程度は比較の問題でしかない為、利便性のある100%充電の方が良いでしょう。要は、電池残量が多い状態、目安として70～100%の状態を維持してしまうのが、電池を劣化させる原因となるので、それを必要最低限に抑えれば良いのです。 しかし、いくら劣化を避ける為とはいえ、50%で充電を止めてしまえば、使用時間が減り、利便性を損ねてしまいます。そこで、落とし所として、1回の充電量を十分に使うことにするのです。そうすれば、満充電に近い状態は、使用初期～中期までに抑えられることになり、利便性と電池寿命のバランスがとれることになります。 目的は、電池残量が多い状態を、利便性を損ねずに回避することにあります。