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まず、各パーツの差について。
【CPU】
Core i5 2.7GHzと2.9GHzだと余り体感できません。
更に上のCore i7 3.1GHzであれば体感できます。
あなたの使用用途ならCore i5 2.7GHzでも問題はありません。

【メモリ】
Mac OSはメモリ喰いのOSなので、メモリは多い方が良いです。
8GBと16GBでも体感できる差があります。

【ストレージ】
Fusion Driveやフラッシュストレージにすると、確実に体感できる差があります。
HDDから比べると別世界で、これに慣れるとHDDには戻れなくなります。

【GPU】
3Dの処理を行うとGPUの差がでます。
今回の使用用途だと、特に重要なファクターではありません。


以上を踏まえて、何をカスタマイズすべきかについて。
PC（WindowsもMacも）は、購入後でもパーツを変更できます。
ですから、使っていて「スペックが足りない」と感じたら、その時に変更すればいいのです。
しかし、購入後に変更できないパーツというのもあります。
そういったもので「スペックが足りなかった」となってからでは後の祭りです。
したがって、「購入後に変更できないパーツを予算の許す限りいいものにする」というのが鉄則です。

iMac 21インチモデルの場合、CPU、メモリ、ストレージ、GPUの主要パーツ全てが、購入後に変更できません。
ですから、差が体感できるかどうかを考えるまでもなく、予算の許す範囲内で全パーツをカスタマイズすべきです。
使用用途からCPUとGPUにはお金をかけなくてもいいことがわかっているので、メモリとストレージに重点を置くべき、という結論になります。


最後にiMacの購入について。
上記の通り、iMac 21インチモデルは購入後に変更できるパーツが少ないです。
これはメンテナンス性の悪さでもあります。
例えばメモリが壊れた場合、普通のPCであればメモリを交換して終了です。
必要な費用はメモリの購入費くらいです。
iMac 21インチモデルはメモリを交換できないので、修理に出すしか無いです。
もし保証期間が過ぎていれば、多額の修理費を請求されます。

メンテナンス性を考えるなら、Mac miniを検討すべきです。
Mac miniの中間モデルをCore i7 2.6GHzに変更し、メモリやSSDを自前で用意して交換、適当な液晶モニタに接続して使えば、iMac 21インチモデルとほぼ同性能で、メンテナンス性の高いMacが低価格で実現できます。