88

view

タウンエースバンですと、フロントシートを跳ね上げて作業するので、ボンネットタイプより
多少作業効率が悪いですが、エンジン自体は単純な直列４気筒、補機類も少なく手が入るスペースが広いので、注意点は何点かありますが出来ないことはないと思います。

作業としては
①シートを跳ね上げて固定する。
②プラグの場所を確認する。
③プラグを回すのに邪魔になる補機類ステｰ等を外し作業スペースを確保する。
④プラグキャップを外し、プラグレンチでプラグを外す。（左回し、時計逆回し）
⑤プラグ付け根部分の表面をウエスで軽く掃除する
（埃がやゴミ、砂粒がエンジン内に入らないよう注意）
⑥新しいプラグを手で回入れし、プラグワッシャーが⑤で掃除した部分に完全接地するまで
　手で回しいれる（右回し、時計回し）
＊最初からプラグレンチで回し入れないこと、プラグが舐めて斜めに入り危険です。
⑦プラグレンチで右回しに軽く一定速度で締めつけ、プラグワッシャｰが潰れていくのを
　感じ取りながら締め付けトルクの上がる部分を把握する。
⑧締め付けトルクが高くなった所で一旦回すのを止め、そこから１/４回転ほど締めつけると
　「ククッ」とした手応えが返ってくるので、締めるのをやめる。
　（そこが最適締め付けトルク部分です）
⑨残り３本を同様に締め付ける。
⑩プラグコードを取り付け、作業する為に外したステｰ等を元に戻す。
⑪元に戻し忘れやエンジンルームに忘れ物がないか良く確認しシートを閉める。

＊作業時にプラグ自体を折ってしまったり、斜めに挿入してネジ山にキズをつけたりすると
　修理代金は甚大です。締め付けトルクが足りなくても圧縮漏れしたりしますので
　ご注意ください。

自分でチャレンジするのは良いことですが、失敗した時は自己責任でお願いします。
カーショップ等でも４気筒なら工賃２,０００円ほどですので上記を読んで自信がない場合は
整備士におまかせをお勧めいたします。