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大型車両のバックの感覚は、小型車量のバックの感覚とまったく一緒です。
車が大きくなれば、内輪差、外輪差ともに大きくなるだけです。
感覚がまったく違うのは、大型特殊と、けん引だけです。あの二つだけはまったく違いますので、ちがった慣れが必要になります。

さて、大型セダンの後方感覚ですが、いちど誰もいない駐車場などで練習してみてください。
普通の駐車場でも空いているところであれば十分できます。

やることは次のことです。

・後輪が駐車場の前部白線の角に来たときに、ハンドルをどっちかに前部回してみてください。
どのくらい曲がるのか、どのくらいずれちゃうのか見てください。
これで、隣の車にあたるのかどうかなどわかります。

・後輪が隣の車の前輪がある辺りにきたら、ハンドルをどちらかに全部回してください。
これでどの程度隣の車と接触する可能性があるのかみてください。

だいたいこの2種類を左右にハンドルまわして感覚をつかんでください。

内輪差、外輪差がこれでわかってくるはずです。
自動車の運転は、後輪の位置にすべて依存すると思ってください。
後輪が通れば通行できるし、後輪が通らなければ、通れません

普通サイズの車に乗っているとまったく気にしないことですが、大型車両に乗るようになるとわかりますよ。
トラックやバスが左折するときに反対車線に出たり、意味不明に頭が先のほうに来てからハンドル回したりするのはすべてそのせいです。
あれやらないと後輪が通らないからです。

バックも同じなので、このような作業して感覚つかんでください。数回で感覚がだいたいわかるようになります。