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電気的な接続（配線）と機械的な接続（インパネへの固定）に分けて考えると、配線関係はホンダ車の接続カプラー（VXH-062Cは20ピンカプラー）とダイハツ車の接続カプラー（ピン数不明）の端子配列を整備書などで調べて、同じ配線同士を１本１本繋ぎ換えてやれば動きます。

ただし、これをやるにはホンダ車用のメスカプラーを入手する必要があります。そうしないとハーネスがナビ裏に挿せません。カー用品店で売っているのは車両ハーネスにつなぐオスカプラーなので、解体屋さんなどで20ピンカプラーを持つホンダ車を探して、ハーネスを10ｃｍくらい付けて切断して買って来る必要があります。

次に問題なのは車速信号で、ホンダ車の車速信号はタイヤ１回転につき５ボルトのパルスが４回出ます。ダイハツ車の車速信号がこれと一致しないと地図上に自車位置が正しく表示されません。市販ナビの場合は学習機能がありますが、ホンダ純正ナビがホンダ車以外の車速信号を学習して覚えてくれるとは思えないので、車速信号が違ったら諦めたほうが良いでしょう。

インパネへの固定に関しては、必要に応じてインパネを削ったりドリルで穴を追加したりして努力と工夫をすれば何とかなるでしょう。