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機械モノは動かさないと故障の原因を招きます。
エンジンは内側のオイルが下がってしまい形成していたオイル膜が無くなるので、再始動の時シリンダー内部に傷が入ったりして、トラブルの原因となったりします。オイルも酸化して品質が落ちます。
電器系は通電している時は良いのですが、バッテリー上がり等で長らく電気が通っていない状態が続くとサビ等で電気の通りが悪くなったりします。
ブレーキも長くかけたまま放置すると、パットがディスクにくっ付き動かなくなります。
タイヤも同じ状態で長く放置すると下部だけ車体の重量がかかった状態となり、タイヤが変形して戻らなくなります。
またゴム製品は表面が劣化してひび割れを起こします。こうなると高速運転はバーストの恐れがあり危険です。サスペンション系も同じ状態で動かないとゴム劣化、サビ等でダンパーのオイル漏れ等を起こす可能性があります。
なので、長期放置は良い事はひとつもないもですが、仕方がないので、それを最小限に止めることが大事です。
方法としては
1 定期的にエンジンをかける。一週間に一度１０分間位（季節にもよるが）でも良いのでかけて、エンジンが温まったら少しゆっくり空ぶかしもして回転を上げることもする。この時電気系が正常に動くかの確認もします。
2 敷地内、たとえ2、3ｍでもよいので動かす。これはブレーキ、サスペンション、駆動系ギア等を動かす意味でします。
3 動かして後、停めるときは位置をずらす。これはタイヤがいつも同じ状態で放置しないためです。
4 あと、手で車をゆする。これはサスペンションを動かすためです。
最低、これくらいの事を続ければ、再車検のとき、修理代もだいぶん押さえられると思います。
機械もペットとかと同じで、放っておくとすねて故障になりますから、愛情を持って定期的に愛情をかけてあげましょう。