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まずPS3でオンゲをやる場合、御存じの通り無線は厳しいです。有線に対して通信速度が遅いということもありますが、最大の問題点は回線落ち＝通信が途切れる瞬間がある、ということです。常時通信状態のオンゲでこれはいただけません。

そして回線落ちの理由ですが、以下のようなものが挙げられます。
①そもそもPS3の無線受信機能がしょぼい
②据え置き型ゲーム機＝テレビ台の中などに置かれることが多い＝遮蔽物が多い
③他の無線機器や一部の家電（電子レンジ等）による電波障害
④鉄骨・鉄筋による物理的遮蔽

特に①がいただけません。根本的に無線でオンゲがやれない仕様になっているようなものです（最近のPS3は改善されているのかもしれませんが…）。


そしてここで出てくるのが、『（イーサネット）コンバータの使用』という発想です。コンバータは直訳すれば”変換機”で、言葉通り無線を有線に変換します。
つまり今までは
無線親機（ＨＷ‐０１Ｃ）→無線子機（PS3）
という形だったものを、
無線親機（Ｌ‐０２Ｃ）→無線子機＝コンバータ（CQW-MRB2）→PS3へ有線接続
にする、ということだと思います。これならPS3側は有線接続の扱いになるので、PS3の無線受信機能は関係なくなります。
ただ具体的な製品情報に関してはちょっと詳しくないので、間違っていたら申し訳ありません（特にＬ‐０２Ｃの製品種別がよく分かりません。調べてはみたんですけれど…）。


目的は回線落ちを防ぐことなので、注意するのは①無線親機と無線子機（コンバータ）の相性と、②障害物の除去、の二点になります。
①に関しては家電屋さんで聞いてください。基本的に親機と子機が同一メーカーなら問題ありませんが、そうでない場合は受信感度が悪くなることがあるそうです。
②に関しては、
・無線子機（コンバータ）を、遮蔽物が少なく受信し易い場所に置く（そもそもこれがコンバータの本来のメリットの一つです）
・他に無線機器を使っている場合、使わないで済むものは使わないようにする
ようにすれば改善されます。


肝心の効果の程ですが、私自身は知りません（爆）。と言いますのも、私もこれからPS3をこのコンバータ使用環境に変えようとしている最中だからです。
ただ何人かの知り合いやwebで検索したところによると、『驚くほどスムーズになった』とのことです。まあ元々がPS3の無線受信機能に問題ありきなわけですから、それを有線という形にするだけで改良されるのは当然といえば当然の理屈ではあるのですが。さらにしつこいようですが、問題なのは通信速度よりも受信感度の方なわけですし。



役に立ったかどうかは分かりませんが、参考になれば幸いです。