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おそらく昭和５０年頃発売されたものだと思います。小生もまだ中学生の頃でしたが、今は亡き父が使ってましたよ。この吸盤のような形状は、徹底的なハウリング対策だったようです。ローマス化タイプの方式でレコードを接触面積を少なくして、宙に浮かぶ発想で、地面からの振動を抑制させる方法です。普通プレイヤーの脚は４本ですが、シネコの場合３本脚にしてるのも地面との接触を極力抑えるためです。マイクロやトリオのプレイヤーのリジッドな重量級のプレイヤーとは逆の発想なのです。滑るのは30年以上経ったのでゴムが硬直化して柔軟性を失いグリップ力が失われたのだと思います。今は発売されてるかわかりませんが、コレクトチャック式のスタビライザの使用をお勧めします。重量で抑える方式と違い、スピンドルを挟んで留める方式なので、レコードやスピンドルに負荷がかからない利点があります。貴女のプレイヤーは、デザイナーズオーディオの老舗「Ｂ&Ｏ4002」を上回る高価なものでＳＭＥ３００９の高級アームが標準装備されてる逸品です。数が少ない貴重なプレイヤーなので、長く愛用して下さいね。