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CPU
Core i7-4770と4771はほとんど同じ。価格が同じなら4771だけど、高いなら4770でいいかなという程度の差しかない。
4770Sは省電力タイプ、性能重視なら非推奨。4770Kは高性能でオーバークロックが可能、チップセットがオーバークロック非対応なら4771とほぼ同じ。
質問文だけではチップセットが不明。B85かH87なら4770か4771、Z87なら4770Kを推奨。

CPUグリスはCPUから出た熱をCPUクーラーに伝える役割がある。特にこだわらないならノーマルグリスで十分。
4770K＋Z87でオーバークロックするとCPUから出る熱が増えるが、高性能なCPUグリスを使うと熱をCPUクーラーに効率的に伝えられ、高性能なCPUクーラーを使うと大量の熱を効率的に冷却できる。結果、オーバークロックによる性能向上の余地が大きくなる。
オーバークロック可能な構成で限界までオーバークロックしたいなら高性能なCPUグリスを。
メーカーサイトによると、CPUグリスの性能の基準となる熱伝導率はICD7C＝4.5W/m・k、OC7＝12.56W/m・k、AS-05＝9.0W/m・Kとのこと（大きいほど高性能）。
なおオーバークロックは原則として自己責任であり、過度なオーバークロックはCPUを壊してしまう可能性があるので注意。

DVDスーパーマルチはCDの読み書き、DVDの読み書きが可能。

ファンは多ければ多いほど冷却性が高くなるけど、動作音も大きくなる。
標準構成でもよほど無茶しない限りは十分で、後からでも比較的容易に増設できるので、とりあえず標準構成のまま運用して、冷却性に不満を覚えたら自分で増設するといいと思う。

電源はコンセントからの100V交流電流をCPU、グラボ、HDDなどに供給する12Vや5Vの直流電流に変換する装置。
高品質な電源ほど大量の電力を無駄なく変換でき、寿命も長い。低品質な電源だと高負荷時に動作が不安定になったり突然落ちたり、変換ロスが熱として逃げて経年劣化を早めたりする。
W数（電源容量）は変換できる電力量の上限を、80Plus認証は変換効率（ロスの少なさ）を表す。このクラスのゲーミングPCなら600W以上（できれば700W以上）、80Plus Silver以上（できればGold以上）が目安かと。
AcBelは普通の電源を作る普通のメーカー。普通のパソコンなら十分だけど、ゲーミングPC向けとしてはちょっと不安。
SilverStoneとオウルテックは電源メーカーではなく、SST-ST75F-PはEnhance、AU-700はFSPという電源メーカーのOEM品。
どちらも高品質な電源を作ることで定評のあるメーカーで、ゲーミングPC向けとしては定番（価格.comだとSST-ST75F-Pの方が売れている模様）。電源だけ単品で買うとどちらも約1.2万、保証期間は3年。

SSDとHDDの使い分け方は使い手次第。普通はOSをSSDにインストールし、HDDはデータ置き場にすることが多いと思う。
ゲームのデータなどをSSDに置くとゲームの起動やロードが速くなる（ゲームのヌルヌル度自体はほぼ変わらない）。