327

view

写真を回転して、保存し直すことに関しては、問題ありません。
（もっとも使用するソフトと、その処理の仕方にもよりますが、画質が多少劣化する可能性があります）

しかし、それをカメラに戻すことだけは、絶対にしてはいけない行為です。
というのは、カメラでは画像ファイルを独自の方法で管理しており、ＰＣでその変更や削除をすると、その情報が管理データに反映されないためです。
最悪の場合は、ほかの画像なども消えてしまう恐れも出てきます。

なお、カメラからの読み出しだけであれば、問題はありませんし、エクスプローラーなどで読み出してＨＤＤに保存した場合は、ファイル単位で自在に加工・変更・削除も可能です。
ところがＰＭＢを使うと、カメラ内部と同じように、ＰＣ内部で自動的にその管理をしてしまうため、一見便利そうに見えますが、自分の意志で自在に出来ないため、非常にやっかいになります。
自分の意図しないところでファイルが見えなくなったり、最悪の場合ファイルが消える可能性を秘めているため、私はＰＭＢの使用を絶対にお勧めしていないのです。

なおＰＡＶ－ＭＰ１では、映像ファイルの他、写真画像ファイル、ＷＡＶ・ＭＰ３・ＷＭＡなどの音楽ファイルの再生も可能です。
再生手順次第では、ＴＶに写真をスライド表示させながら、ＭＰ３でのＢＧＭを流すことも可能です。
さながらＴＶを、大型のフォトフレームに仕立てたような使い方ができます。

むろん先ほどの、編集で回転したり、トリミングしたりしたファイルも難なく再生可能です。