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ソフトの外付けHDDインストールは、絶対に止めましょう。

前回の質問と回答も読ませていただきました。
残念ながら、まともな回答はあまり得られていないようです。

>どの程度本体にインストールしたら「重たくて使いづらい」と感じるのでしょうか？
非常に間違った常識が横行していて、困ったことなのですが、
アプリケーションソフトをインストールしたことで重くなることはありません。
一部の常駐ソフトは動作を圧迫することもありますが、常駐を切ればいいだけです。
ただし、市販のまともなソフトで常駐機能が動作を圧迫することはありません。
圧迫するのは、できの悪いアンチウイルスソフトくらいなものです。
MSのセキュリティーエッセンシャルを使えば、そのようなこともないです。
パソコンは、メモリ上で動作しているのであって、HDDは仮想メモリ以外は関係ありません。
問題があるのは、メーカー製パソコンでHDDをパーティション分割していて、
Cドライブの容量が30GB～50GBになっていて、元々容量が足りない場合です。
Vista、Win7だとシステム用の領域だけでも20GBは必要なので、
インストールするソフトの分、一時的にでもデータを保存する分、その他余裕
などを併せると、最低でも、100～150GBくらいの容量は確保しておきたいところです。
それに比べると、30～50GBは容量が足りないので、仮想メモリなどが圧迫されることがあり、
動作が重くなったと感じてしまうこともあるのです。
お使いのパソコンはHDDが320GBとなっています。
Cドライブの容量はどのくらいでしょうか?
320GBが1ドライブなら問題ないです。
ウチのデスクトップだと、Win7 64bitでメモリ8GBの構成になっていますが、
プログラム＋システムに約30GB、仮想メモリ8GB、ハイバネーションファイル6GBです。
メモリ4GBのパソコンだと仮想メモリは4GB確保しているので、Win7 64bitは自動設定の場合、
実メモリと同じだけ仮想メモリを確保するようです。

同様に、動作が重いので不要なプログラム・アプリを削除する、というのも間違いです。
ソフトをインストールしてみればわかると思いますが、
インストールすると何十ギガもHDDを使うというソフトなどありません。
ですから、ソフト類をいくらアンインストールしても、数ギガしか空きは出来ないのです。
HDDの容量を圧迫するのは、自分が作って保存したデータ類です。
それらを、データ用のドライブに保存するようにしておけば、なんの問題もないです。
また、DVDなどの光学メディアに書き込むのも重要で、HDDが破損したときのバックアップになります。
あとは、システムの復元などに使うスナップショットファイルがHDD容量を圧迫しますが、
定期的にディスククリーンアップで掃除をすれば問題ないです。
ついでに書いておくと、デフラグもする必要はほとんどありません。
これもHDD容量が小さかった頃の間違った常識です。
320GBのHDDで半分くらい容量が空いていれば、特に問題はないです。
デフラグを頻繁に行うのは、HDDの寿命を縮めるだけです。

さて、外付けHDDにソフトウェアをインストールすることですが、
基本的には出来ますが、絶対に止めたほうが良いです。
理由は上記のように、そもそもHDDの容量も圧迫しないし、動作が重いのとは関係ないからです。
かえって、USB接続の外付けHDDだと、ソフトの動作に問題が出る可能性もあります。
いまのソフトは、必要な機能を使うときにメモリに読み込んで使います。
USB2.0のHDDにソフトがあると、読み込みが遅いですしUSBマウスと機能が競合するので、
切り替え動作が細かく入るためさらに遅くなる可能性があります。
また、すべてのファイルが外付けに入るわけではなく、システムに近いファイルについては、
Cドライブにインストールされるので、ファイルが分散されて思ったほど容量は減りません。
それに、Photoshopなどの新しいソフトは、自動アップデート機能なども備えています。
たとえば、メールを見るだけなんで、ソフトは使わないから外付けHDDは起動しなかった、
というときに自動アップデート機能が働くと、ソフト本体がないので動作不良を起こします。
同様に、外付けHDDが壊れてしまった場合、Cと外付けに分散されてインストールされているので、
アンインストール作業が出来なくなります。
というような不具合を引き起こす要因満載になりますので、止めた方が良いのです。