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まず、腕の影の出方から、人物の左前方から照明が当たっているのが分かります。
また、髪の毛の光具合から、人物の右後方からも照明が当たっているのが分かります。

こうした写真を撮るには、複数のライトやストロボを設定する必要があり、コンパクトデジカメ１台で撮影するのは困難ですね。

そうですねぇ･･･コンパクトデジカメで複雑なライティングをするのは、かなりの手間が掛かりますので、一番簡単な方法としては、雰囲気の良い場所を探す事でしょう。
例えば、線路のガード下などは、薄暗い雰囲気とか、背景になりそうな落書きとかが見つかると思います。
そうした場所を選んで、フラッシュを使わずに撮影すると雰囲気のある写真が撮れると思います。
影を強調したいのであれば、斜め前から何らかの光源を補ってやるしかありません。
ガード下ならば、電車が通過する瞬間の光や、通過する車のヘッドランプなども使えるかもしれません。
注意するとしたら、人工の光源の場合、種類によって色が変って写ってしまいます。
取説の『ホワイトバランスの調整』の項目を読んでおきましょう。