20

view

painckdmjさん店員さん（？）の「同期すれば、全てデータ戻ります！」という発言は、かなり説明を省いています。正確に言えば、「iPhoneの電話帳のデータを、お使いのPCに入っているアプリケーション（outlook、Windowsアドレス帳、またはGoogle Contact、Yahoo!アドレス帳）などと同期していれば、このiPhone 3GをiTunesと『同期すれば、全てデータ戻ります！』」ということです。なのですが、代替機として使用する目的であれば、2つ間違っています。まず「バックアップから復元」が正解です。次に、iOSのバージョンが違うため、本当はiPhone 3GSを代替機として貸し出さないと意味がないのです。iPhone 3Gに対応しているiOSのバージョンは「iOS 4.2.1」までです。一方、iPhone 4の最新バージョンは「iOS 4.3.3」です。ここで1つ決まりごとがあります。「バックアップされているデータのバージョンが、『バックアップから復元』をさせたいと思っている機種よりも新しいときは、『バックアップから復元』ができない」という決まりごとです。たとえば、修理に出したiPhone 4のバージョンが最新の「iOS 4.3.3」の場合、「バックアップから復元」をさせたい機種（今回の場合、iPhone 3G）のバージョンを、iOS 4.3.3にアップデートして合わせないといけません。しかし、iPhone 3Gは、iOS 4.2.1までしか対応していません。iPhone 3GSであれば、対応できたのですが…。つまり、修理に出したpainckdmjさんのiPhone 4のバージョンが、iOS 4.2.1でない限り、どうがんばってもiPhone 3Gには、「バックアップから復元」ができません。>新しいiPhoneがきて、バックアップから復元を実行したとしても同様ですか？大丈夫です。PCに修理に出したiPhone 4のバックアップがある限り、「バックアップから復元」すれば、元に戻ります。―ここより下は、新しいiPhoneへの「バックアップから復元」手順です――必要ないようであれば、読み飛ばしてください―iPhone 4が戻ってきたら（というか届いたら）、SIMを入れたiPhone 4をPCにつないで、まずは、Apple IDなどを入力して、Appleに対してiPhoneを登録。（これで電話がつながるようになります）。↓ここで、「新しいiPhone」として設定するか、「バックアップから復元」するか聞いてきます。「バックアップから復元」したいところなのですが、おそらくiOSのバージョンが古いはずです。なので、いったん「復元」します。実は「復元」することでiOSを最新バージョンにアップデートします。「更新を確認」でアップデートしても同じです。↓というわけで「新しいiPhoneとして設定」を選び、故障したiPhone 4とは異なる適当な名前を入力。（適当でいいです。名前は、あとで「バックアップから復元」をしたときに元のiPhone 4の名前に戻ります。）↓バックアップも同期もキャンセル（何も入っていないし、あとで「バックアップから復元」するのでキャンセルで大丈夫です。）↓iTunesの「概要」＞「復元」をクリック↓「復元とバージョンアップ」がはじまります。↓完了すると、また「新しいiPhone」として設定するか、「バックアップから復元」するか聞いてきますので、ここは「バックアップから復元」を選択↓バックアップデータを選択↓バックアップから復元がはじまります。データ容量が大きいほど時間がかかります。↓その後、アプリがインストールされます。（絶対にキャンセルしないでください。キャンセルすると、iPhone 4からアプリが消える⇒アプリ内データも消えることになります。消えたら……また「バックアップから復元」してください。）さらに、音楽がiPhoneにコピーされます。↓あとは、いつもの同期と同じ作業が行われ、↓終了です。