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音声編集ソフトにはレベルを上げる機能がついています。またピーク検出機能もついているので、それらを組み合わせ、最大レベルを0dBにまで上げればいいと思います。ソフトによってはこれをレベルの正規化というような名前で自動で行うものもあります。ただし、これは全体の音量が大きくなるので、ノイズが目立つようになります。しかし、音質は録音時のままです。また、0dBだと再生装置によっては歪んでしまう場合もあるので、ピークを-3ｄＢくらいにするときもあります。コンプレッサーを使うと小さい音は小さいまま、大きい音はさらに大きくしてくれるので、ノイズはそこまで目立たないと思いますが、結局は歪みを与えるので音質は劣化します。会話のような音質よりも明瞭度を上げるなどするときはいいのですが、音質を重視する場合は一度やってみて耐えられる音質かどうかチェックが必要でしょう。もう一つよく使う方法として、ロ−カットフィルタやハイカットフィルタで不要な音を取り除くことも行います。これは歪みを与えるわけではありませんが、やはり音質は劣化します。これもいろいろやってみるしかないです。録音はこのように後からの処理には限界があり、どうしても録音時よりもいい音にするなどは不可能なので、失敗しないために、事前にテスト録音するなどしておくといいです。