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①影がうつっていますね。
ブツ撮りではライティングが大事で、そういう影をなくしたり、
被写体をよく見せるために、複数個の照明を使うことが多いです。
最も簡単に解消する方法は、
１．自作で反射板をつくって、影が出来ている側に置く（効果は少ない）
２．電気スタンドにトレーシングペーパーか
白い半透明のビニル袋をかぶせて（光を柔らかくするためです）
影の出ている方向からその光を当てます（効果は大きい）
その時、複数の光源になるわけですが、その光の種類は合わせた方が良いです。
つまり、蛍光灯なら蛍光灯２つ。
白熱灯なら白熱灯。
別のものが合わさるとホワイトバランスを合わせるのが難しくなります。
ホワイトバランスは光源と同じもの（蛍光灯なら蛍光灯、白熱灯なら白熱灯）に
してみて撮ってみてください。
それで満足が出来なければ、マニュアルホワイトバランスにしてください。
ホワイトバランスを合わせるためには、光源に向かって、
わざとピントをぼかした写真（絞り開放で無限遠にセット）を撮って
マニュアルホワイトバランスのイメージとしてセットしてください。

以上は、最も簡単にやる方法で、こだわるなら本を買って勉強してみてください。
光のあて方でずいぶん変わってきます。

②以前答えたとおりです。
光の量を多くするためには、露出補正してください。
F値はとりあえず5.6で撮ってみて、もっと背景をぼかしたいと思ったときは、
値を小さくして、もっとピントの合う部分を拡げたい場合は、値を大きくしてください。
ちなみに、F値を大きくしすぎると、光の回折現象が邪魔してきて、
ぼやけた写真になっていきます。
F値8くらいで最も性能が良くなるものが多いです。

③ブツ撮りには、被写体がきちんとピントを合わせるように見せるために
被写界深度（ピントが合っているように見える幅）をある程度確保する必要があります。
それは明るいレンズでなくても、できます。
（明るいレンズは被写界深度を狭くすることが出来ますが、ブツ撮りには特に必要ないです）
強いていえば、小物を撮るときにマクロレンズがあった方が便利です。

ブツ撮りはレンズの善し悪しよりも背景、ライティングで変わってきます。
それとちょっと面倒ですが、三脚使うこともお勧めします。
簡単に撮影するためのテクニックを下のページに書いているので、紹介します。
http://ammo.jp/monthly/0411/03.html