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まず、二つの問題点に分けて考えましょう。
使い勝手が悪いことと、Canonの画像のほうが鮮明ということはまったく別の問題と言えます。

Nikonのカメラが使い手を選ぶとは思って無いですし、D90程度の低価格帯のモデルで使い勝手を選ばれても困るんですが、少なくとも操作性は中級機の操作性のため、エントリー機よりは初心者には使いにくいカメラと言えます。ただし、犬や鉄道や飛行機という被写体から考えると、Canonであっても50D以上のクラスのほうが向いているといわれるジャンルのため、どこのメーカーにしても使い勝手が格段に向上するとは思えません。Canonの中級機も、それなりに特殊な操作系ですからね。

次にCanonの画像が鮮明に見える・・・についてですが、これは単純に撮影者の差でしかないです。写真展などを見てみると良いと思いますが、Nikonでも、Canonでも、Sonyでも、OLYMPUSや、FUJIFILM、Panasonicでも、はっとするほどの鮮明な写真は撮れます。その多くは露出をマニュアルで自分の意思で決定していたり、ピントをマニュアルで合わせたり、三脚を使って構図やブレを最小限に抑えたりした結果と言えます。そのため、メーカーによって鮮明に撮れる、撮れないという差があったら、カメラという製品ジャンルそのものが崩壊してきていると言えますね。

個人的にはまずD90の操作系に慣れることと、写真撮影そのもののテクニックを磨くことが大切と考えます。使い勝手は中級機になると、どこのメーカーもそれなりにメーカー独自の特殊な操作が入り込みますから、慣れるまではどのモデルを使っても使い勝手が悪く感じるはずです。

逆に写真を撮ることが上手い人の場合、どこのメーカーのどんなカメラを使っても操作に慣れてしまえば同等レベルの写真は撮れます。同じように、写真そのものの撮影が下手な人はどんなカメラを使っても良い写真は撮れません。

D90を売って得たお金で買っても、Canonのエントリー機程度しか買えませんし、いずれにしても散財でしかないですから、まずはD90でいい写真が撮れるようになるよう、修行を積むことを考えたほうが良くないですか？
その上で、どうしてもCanonが欲しいと思うのならば、Canonを購入すれば良いと思いますよ。