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手振れの防止機能は必ず必要な装置では有りません。また手振れの防止機能が付いていれば絶対ぶれないと言う物でも有りません。ご自分がそのレンズを手持ちで使って、どのくらいのシャッターでブレ始めるのか？と言う事を検証して、そのシャッター以上なら手持ちでOK、そのシャッター速度以下なら手持ちは無理なので、それに見合うよう感度を上げるか、さもなくば三脚を使うか、と言う風に対応する物です。一律1/500以上であればぶれないと言う事も有りませんし、在来線の特急でも横から三脚で固定して撮れば1/500でも被写体ブレは起こします。まずブレの原因をよく知って、自分がどの程度のシャッター速度であればブレを起こさずに済むかを検証し、その兼ね合いで撮影をする物です。ぶれ防止が付いていても、自分の限界シャッター速度が1〜2段向上するのが精一杯です。もちろん鍛錬でその限界スピードも上がります。腕力や手首の力、足腰等がしっかりして腰を落として姿勢を作れるなら、軟弱な人より限界は上がると思われます。ただそれも年齢とともに下がってくる物ですが・・・。いずれにせよ、そういう物なので手ぶれ防止が有っても無くても上手く使えるかどうかは、その人の技量次第です。技量の無い人が手ぶれ防止を使って何も考えずブレた！と言う事と技量の有る人がぶれ防止の無いレンズで、ちゃんとした写真を撮った、と言う事は同じ撮影条件でもありうる話です。がんばって研究、練習、撮影してください。