HS50Mの取扱説明書・マニュアル [全18ページ 1.25MB]
hs80m_ja.pdf
gizport - 2013-08-23
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60 HS80M/HS50M/HS10W 取扱説明書 RCLFERSLSL3030100〜120 100〜120 サブウーファーを追加 サブウーファーを加えるとステレオのミキシングが見違えるほど良くなります。低音が十分に聞こえないと、良質なサウンドにすることができません。サブウーファーの優れた超低音再生は、ミックス全体の質を良くします。サブウーファーの位置は、メインスピーカーほど重要ではありません。なぜなら、サブウーファーは約200 Hz以下の周波帯域で再生するため、指向性が広いからです。別の言い方をすると、人間の耳では、そのような低音の方向性を聴き取ることができないので、理論的にはサブウーファーを部屋のどこに置いても聞こえ方は変わりません。実際には、リスニングポイントからメインフロントスピーカーまでと同じ距離で、メインフロントスピーカーの間あたりの床にサブウーファーを設置することが良いでしょう。ステレオ出力+サブウーファーのおすすめ設定(HS50M or HS80M x 2, HS10W x 1) ●HS50MまたはHS80MのLEVELコントロールを12時に合わせて、ノミナル入力“+4 dB”に合わせます。HS10WのLEV ELコントロールをHS50Mを使用している場合は10時ぐらいに、HS80Mを使用している場合は11時ぐらいに合わせます。必要に応じてHS10WのLEVELコントロールを微調整します。逆に、HS50M/HS80Mの出力を調整することで、相対的にサブウーファーとのバランスを調整することもできます。 ●HS10WのHIGH CUTコントロールをセンタークリックの位置 (カットオフ周波数約100 Hzに相当します)から調整を始めます。カットオフ周波数を後で調整することで、HS50MまたはHS80Mと組み合わせたときの周波数特性をよりスムーズにつなげます。 ●HS10WのLOW CUTスイッチをONにします。好みの超低音になるようにLOW CUTコントロールを調整します。 ●HS50M/HS80MのLOW CUTを“FLAT”にします。 ●MID EQ スイッチを“-2 dB”に設定すると、中域が少し弱まり多少ソフトなサウンドになります。長時間のリスニングやモニタリングでも耳が疲れにくくなります。ただし、正確なモニタリングをする場合は、MID EQスイッチを“0”に設定します。 ●スピーカーから最も近い壁までの距離に合わせてROOM CONTROLスイッチを設定します。 ●正確なモニタリングのためにHIGH TRIM スイッチを“0”にします。音が明るすぎる場合は、少し高域を弱めるためにこのHIGHTRIMスイッチを“-2 dB”にします。サラウンドのセットアップ サラウンドでミキシングする場合は、言うまでもなくサラウンドのモニター環境が必要になります。たとえば、5.1サラウンドのモニター環境を作るには、「サブウーファーを追加」で説明しているステレオ+サブウーファーにセンタースピーカーとリアスピーカー 2台を加えます。つまり、メインフロントスピーカー 2台、センタースピーカー 1台、リアスピーカー 2台、サブウーファー 1台の合計6台です。“.1”とは、サブウーファーを示します。 ITU(国際電気通信連合: International TelecommunicationsUnion )が推奨する5.1 サラウンドのセットアップによると、 「スイートスポット」で説明されているようにメインフロントスピーカー 2台とリスニングポイントの3点で60°の正三角形を作るように設置します。リアスピーカーは、リスニングポイントからメインフロントスピーカーと同じ距離に設置しますが、右の図のように角度は、100°と120°の間にします。センタースピーカーは、メインフロントスピーカーの間の中間あたりに設置してください。ほかのスピーカーと同じようにリスニングポイントから同じ距離にするため、横一直線にならないようにセンタースピーカーをメインフロントスピーカーよりちょっと後ろに設置します。
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