α-7の取扱説明書・マニュアル [全107ページ 2.42MB]
a7j.pdf
gizport - 2013-09-04
http://www.kenko-tokina.co.jp/.../a7j.pdf - 2.42MB
- キャッシュ
48682view
107page / 2.42MB
フラッシュ撮影の際、露出補正とは別に、フラッシュの光量だけを補正することができます (フラッシュ調光補正) 。フラッシュ光の届かない背景の露出はそのままで、フラッシュ光が届く主被写体だけの露出を変えることができます。●ネガフィルムではプリント時に補正されて効果が出にくいので、リバーサルフィルムの使用をおすすめします。フラッシュ調光補正フラッシュ調光補正ダイヤルを、希望の補正量の位置まで回します。●調光補正は1/2段ステップ、補正範囲は±2段までです。●フラッシュ調光補正を解除するときは、ダイヤルを0.0位置に戻してください。●TTL調光ではないマニュアルフラッシュ撮影の場合は、調光補正値に関係なく、フラッシュ側で設定された光量で発光します。●フラッシュ光も定常光も含めた画面全体の露出レベルを補正するときは、露出補正を行なってください (81ページ参照) 。このときフラッシュ調光補正も設定していると、フラッシュ光に対しては二重に補正がかかることになります。●特に内蔵フラッシュでフラッシュ調光補正を行なう場合、フラッシュのガイドナンバーが限られているため、撮影距離によってはオーバー側の効果が出ないことがあります。●ディスプレイ上に設定した調光補正量が表示されます。ファインダー内にはが表示され、フラッシュ調光補正が設定されていることをお知らせします。●画面切り替えボタンで測光インジケーター画面を選択すると、ディスプレイ上に測光インジケーターを表示させることができます。フラッシュ調光補正時のインジケーターは、画面下半分に として表示されます。①露出補正 (フラッシュが発光しない場合) シャッター速度と絞り値が変化して補正を行ないます。 ②露出補正 (フラッシュが発光する場合) シャッター速度、絞り値、フラッシュ発光量が変化して補正を行ないます。③フラッシュ調光補正 フラッシュ発光量のみが変化して補正を行ないます。シャッター速度と絞り値は変化しません。写真全体の仕上がりに対するフラッシュ光の影響を相対的にコントロールすることができます。例えばフラッシュ光を少なめに仕上げたいときはフラッシュ調光補正をややアンダーに設定しておき、同時にオーバー側に露出補正をかけて全体の明るさを調整する、といった使い方ができます。●露出補正については81ページをご覧ください。●露出補正①②の場合、より厳密に言えば、Pモードではシャッター速度と絞り値の両方、Aモードではシャッター速度、Sモードでは絞り値が変化して補正を行ないます。●カスタム設定により、②の場合にフラッシュ調光 (フラッシュ発光量) を一定にしたままにすることもできます (190ページ参照) 。露出補正とフラッシュ調光補正の違い
参考になったと評価
46人が参考になったと評価しています。