EOS D60の取扱説明書・マニュアル [全144ページ 16.87MB]
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gizport - 2013-08-19
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撮影目的に合わせた応用撮影359ホワイトバランスの種類光源中に含まれるRGB3原色(赤・緑・青)の構成比は、色温度によって変化します。色温度が高い場合は、青の要素が強くなり、色温度が低い場合は、赤の要素が強くなり、赤→オレンジ→黄→白→青白と変化していきます。例えば、白熱電球下で白い被写体を撮影すると赤みを帯びた画像になり、蛍光灯下では緑っぽい画像になります。人間の目には、照明する光が変化しても、白い被写体は白に見えるという順応性があります。フィルムを使用するカメラでは、色補正のフィルターをつけたり、フィルムを交換して調整しますが、デジタルカメラの場合は、ソフトウェア的に色温度を調整して、被写体に含まれる色の基準となる白を決め、白を基準に色を補正して自然な色合いで撮影することができます。〈 〉は、撮影する場所の光源にあわせて自動的にホワイトバランスを調整しますが、希望どおりの画像が撮影できないときは、〈 〉以外に設定して撮影してください。マーク 設定条件カメラの設定にまかせて撮影するときに選びます。晴天の屋外で撮影するときに選びます。曇天や日陰、薄暮、夕焼け空などで撮影するときに選びます。白熱電球の照明で撮影するときに選びます。白色蛍光灯の照明で撮影するときに選びます。ストロボを使用して撮影するときに選びます。基準となる白い被写体を撮影し、この画像からホワイトバランスデータを取り込むことで、その場の撮影環境に最適なホワイトバランスを設定することができます。(→60)色温度/K(ケルビン)約3000~7000約5200約6000約3200約4000約6000約2000~10000SEC_3 (043-078) / K166J 02.1.7 11:49 AM ページ 59
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