EOS 60D
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56シーンによっては、被写体を左右どちらかに配置して、背景もバランス良く入れた方が、奥行きのある写真に仕上がります。〈1〉(全自動)では、止まっている被写体にピントを合わせると、シャッターボタンを半押ししている間、ピントが固定されます。そのまま構図を変え、シャッターボタンを全押しして撮影します。これを「フォーカスロック撮影」といいます。かんたん撮影ゾーンの他のモードでもフォーカスロック撮影ができます(〈5〉スポーツを除く)。〈1〉(全自動)では、ピントを合わせるときや、ピントを合わせたあとに被写体が動く(距離が変わる)と、被写体に対して連続的にピントを合わせ続ける機能(AIサーボAF)が働きます。被写体がAFフレームから外れないようにして、シャッターボタンを半押しし続けると、ピントを合わせ続けます。シャッターチャンスがきたらシャッターボタンを全押しします。1 全自動を使いこなす構図を変えて撮影する動いているものを撮影する
40撮影の基本操作シャッターボタンは二段階になっています。シャッターボタンを一段目まで浅く押すことを「半押し」といいます。半押しからさらに二段目まで深く押すことを「全押し」といいます。半押し自動ピント合わせと、自動露出機構によるシャッター速度と絞り数値の設定が行われます。露出値(シャッター速度と絞り数値)が、表示パネルとファインダー内に表示されます(0)。全押しシャッターが切れて撮影されます。手ブレしにくい撮影のしかた手にしたカメラが撮影の瞬間に動くことを「手ブレ」といい、全体がぼやけたような写真になります。鮮明な写真を撮るために、次の点に注意してください。・前ページの『カメラの構え方』のように、カメラが動かないようしっかり構える。・シャッターボタンを半押ししてピントを合わせたあと、ゆっくりシャッターボタンを全押しする。シャッターボタン●応用撮影ゾーンでは、〈p〉ボタンで半押しと同じ操作ができます。●シャッターボタンを一気に全押ししたり、半押し後すぐに全押しすると、一瞬の間を置いてから撮影されます。●メニュー画面表示中、画像再生中、画像記録中でも、シャッターボタンを半押しすると、すぐに撮影準備状態に戻ります。
38ISレンズに内蔵された手ブレ補正機能を 使用すると、撮影するときのわずかなカメラの動き(手の揺れ)を補正して、鮮明な写真を撮ることができます。EF-S18-135mm F3.5-5.6 ISレンズを例にして、手ブレ補正機能の説明をします。* ISは、Image Stabilizer (イメージスタビライザー)の略で、手ブレ補正機能のことです。1手ブレ補正スイッチを〈1〉にする●カメラの電源スイッチも〈1〉にしておきます。2シャッターボタンを半押しするB手ブレ補正機能が働きます。3撮影する●ファインダー像が安定したことを確認してから、シャッターボタンを全押しして撮影します。レンズの手ブレ補正機能について●被写体が動いてしまう「被写体ブレ」は補正できません。●大きく揺れ動く乗り物から撮影するときは、手ブレ補正効果が十分に得られないことがあります。●手ブレ補正機能は、レンズのフォーカスモードスイッチが〈AF〉〈MF〉どちらのときでも働きます。●三脚使用時は、手ブレ補正スイッチを〈2〉にすると、電池の消耗を防ぐことができます。●一脚使用時にも、手ブレ 補正効果が得られます。●手ブレ補正機能付きレンズの中には、撮影...
551 全自動で撮る●合焦マーク〈o〉が点滅してピントが合わない明暗差(コントラスト)のある部分にAFフレームを合わせてシャッターボタンを半押ししてください(p.80)。また、被写体に近づきすぎているときは、離れて撮影してください。●複数のAFフレームが同時に光る赤く光ったすべての位置にピントが合っています。被写体に合わせたAFフレームも光っているときは、そのまま撮影してください。●電子音が小さく鳴り続ける(合焦マーク〈o〉も点灯しない)動いている被写体に、カメラがピントを合わせ続けている状態です(合焦マーク〈o〉は点灯しません)。動いている被写体にピントの合った写真を撮ることができます。●シャッターボタンを半押ししてもピント合わせをしないレンズのフォーカスモードスイッチが〈MF〉(手動ピント合わせ)になっているときは、〈AF〉(自動ピント合わせ)にしてください。●明るい日中なのにストロボ撮影になった逆光状態の撮影では、被写体の影を和らげるためにストロボ撮影になることがあります。●暗い場所で内蔵ストロボが連続して光ったAFでピントを合わせやすくするため、 シャッターボタンを半押しすると内蔵ストロボが連続的に光...
58美術館や水族館など、ストロボ撮影が禁止されている場所では、〈7〉(ストロボ発光禁止)を使用します。また、キャンドルライトなど、独特の明かりの雰囲気を効果的に写したいときにも使用します。●ファインダー内の数値が点滅したら手ブレに注意する手ブレしやすい暗い場所では、ファインダー内の数値(シャッター速度)が点滅します。カメラが動かないようにしっかり構えるか、三脚を使用してください。ズームレンズのときは、レンズを広角側にセットすると、手持ち撮影でも手ブレしにくくなります。●人物も写真に入れるときは暗い場所では、撮影が終わるまで写される人が動かないようにします。撮影中に動くと、人物がブレた写真になります。7 ストロボが使えない場所で写す撮影のポイント
65子どもの走っている姿や乗り物など、動いているものにピントの合った写真を撮りたいときは、〈5〉(スポーツ)を使用します。●望遠レンズを使用する遠くからでも撮影できるよう、できるだけ望遠レンズを使用します。●中央のAFフレームでピントを合わせるファインダー中央のAFフレームを写したいものに合わせ、 シャッターボタンを半押しすると、ピント合わせが始まります。ピント合わせを行っている間、電子音が小さく鳴り続け、ピントが合わないと合焦マーク〈o〉が点滅します。シャッターチャンスがきたらシャッターボタンを全押しします。そのままシャッターボタンを押し続けると、ピントを合わせ続けながら連続撮影(1秒間に最高約5.3枚)して動きの変化を写すことができます。5 動きのあるものを写す撮影のポイント手ブレしやすい暗い場所では、ファインダー左下の数値(シャッター速度)が点滅します。カメラが動かないようにしっかり構えて撮影してください。
62背景をぼかして人物を浮き立たせた写真を撮りたいときは、〈2〉(ポートレート)を使用します。〈1〉(全自動)よりも肌や髪の毛の感じが柔らかな写真になります。●人物と背景ができるだけ離れている場所を選ぶ人物と背景が離れているほど、背景のボケ方が大きくなります。また、背景がすっきりしていて暗いほど人物が浮き立ちます。●望遠レンズを使用するズームレンズのときは、レンズを望遠側にして、人物の上半身が画面いっぱいに入るよう人物に近づきます。●顔にピントを合わせるピント合わせのときに、顔の位置にあるAFフレームが光ったことを確認して撮影します。2 人物を写す撮影のポイント●シャッターボタンを押し続けると、連続撮影(1秒間に最高約3枚)して表情やポーズの変化を写すことができます。●必要に応じて内蔵ストロボが自動的に発光します。
63広がりのある風景や夜景など、近くから遠くまでピントの合った写真を撮りたいときは、〈3〉(風景)を使用します。〈1〉(全自動)よりも空や緑が鮮やかで、とてもくっきりした写真になります。●ズームレンズは広角側にするズームレンズのときは、レンズを広角側にすると、近くから遠くまでピントの合った写真を撮ることができます。また、風景の広がりも表現することができます。●夜景を撮影するときは〈3〉はストロボが発光しませんので、夜景を写すこともできます。手持ち撮影では手ブレしますので、カメラを三脚に固定して撮影します。なお、人物と夜景の両方をきれいに写したいときは、モードダイヤルを〈6〉(夜景ポートレート)に設定し、カメラを三脚に固定して撮影します(p.66)。3 風景を写す撮影のポイント
59〈1〉全自動モードでは、すべてカメラまかせの撮影ですが、〈C〉クリエイティブ全自動モードでは、ピントが合う範囲やドライブモード、ストロボの発光を簡単な操作で設定することができます。また、どんな雰囲気に写真を仕上げたいかを、選んで撮影することができます。なお、初期状態の設定は、〈1〉(全自動)と同じです。* CAは、Creative Auto(クリエイティブオート)の略です。1モードダイヤルを〈C〉にする2〈Q〉ボタンを押すB液晶モニターにクイック設定画面が表示されます。3機能を選ぶ●〈V〉を押して機能を選びます。B選んだ内容の説明が、画面の下側に表示されます。●機能の設定方法と内容については、60、61ページを参照してください。4撮影する●シャッターボタンを押して撮影します。C クリエイティブ全自動で撮る撮影モードを切り換えたり、電源スイッチ〈2〉で電源が切れると、設定した内容が初期状態に戻ります。ただし、セルフタイマー /リモコンの設定はそのまま保持されます。
C クリエイティブ全自動で撮る60①雰囲気を選んで撮影するどんな雰囲気に写真を仕上げたいかを選んで撮影することができます。〈U〉を押して選びます。〈5〉または〈6〉でも選ぶことができます。詳しくは、68ページを参照してください。②背景をぼかす/くっきりさせるカーソルを左に動かして撮影すると、被写体の背景がぼけた写真になります。右に動かして撮影すると、被写体の背景がくっきりした写真になります。背景をぼかしたいときは、62ページの『人物を写す』を参考にして撮影します。〈U〉を押して設定します。〈5〉または〈6〉でも設定することができます。なお、使用レンズや撮影条件によっては、ぼけた写真にならないことがあります。ストロボが上がっていると設定できません(灰色表示)。また、ストロボ撮影時は設定が無効になります。シャッター速度①②③電池チェック撮影可能枚数連続撮影可能枚数ISO感度記録画質絞り数値

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