863 記録画質を設定するカードに記録されるRAW画像は、撮像素子から出力されたデータをデジタル変換してそのまま記録した「生(ロウ)データ」で、1、41、61から選ぶことができます。1で撮影した画像は、メニュー[3 RAW現像 ](p.224)で現像処理を行い、JPEG画像として保存することができます( 41、61はカメラで現像処理できません)。なお、RAW画像そのものは何も変化しませんので、現像条件を変えたJPEG画像を何枚でも作ることができます。また、すべてのRAW画像は、付属のソフトウェアで、使用目的に応じたさまざまな画像調整を行ったあと、その調整を反映させたJPEG画像、TIFF画像などを生成することができます。RAWについて用紙の縦横比と、画像のアスペクト比が異なる条件でフチなし印刷を行うと、大きくトリミングされてしまうことがあります。また、トリミングされる分、印刷に使用する画素数が少なくなりますので、粒子の粗い写真になることがあります。●RAWとJPEGの両方を選んだときは、 1回の撮影で、選んだ記録画質の画像がカードに同時に記録されます。2つの画像は、同じフォルダに同じ画像番号(拡張子はJPEG...