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・同機種じゃないですけど、似た様な感じのTW317A7っていうOnkyoのスレートPC(Windows7Home)を使ってますけど、これにHPビルダーをインストールしてホームページ作成なんて冗談でもやる気にはならないですね。

・Windowsが動くスレートPCってもは形こそ違っても、内容的にはネットブックと呼ばれる安価なノートパソコンとほぼ変わらない様な性能しかありません。
つまり、webページの閲覧やちょっとしたメールの文書作成が主たる目的のパソコンです。
webページを作成するなんてクリエィティブな作業には不向きです。

・タッチパネルの感度、操作性もWindows7というインターフェイスで使うのには向いてないと思います。
元々がマウスで操作するもの=マウスカーソルに合わせた細かく、かつ多様性を持つインターフェイスは、指でのタッチの様な大雑把で単純な操作方法の対局にあると言えます。
こんな操作方法でのwebページ作成の様な細かい作業をするのは、慣れる前にストレスが頂点に立ってしまうでしょうね。

・ストレスと言えば、文字入力のスクリーンキーボードも結構イラっとするところです。
webページ作成なら文字の入力も頻繁に起きるでしょうけど、Windowsのスクリーンキーボードは利用者が一々キーボード呼び出しの作業をしないと、画面上には出てきません。
この点、iPadやandroidタブレットは、ここから文字入力、と指定すると自動的にキーボードがせり出してしいます。
細かい所ですが、ユーザーへの配慮、と言う点ではiOSやAndroidの方が一日の長があるかな、と思ってます。

・この他にも内蔵ストレージの絶対的な容量不足、web全体を見渡しきれない狭い画面、その狭い画面を更に狭くするスクリーンキーボード、素材データを取り込むのには光学ドライブがなかったり、USBポートが足りなかったり、しかもこの程度のものでも価格は5万円台~7万円台とイマイチ安くはない価格、と、正直なところ、windowsでもタブレットが作れます、って言いたいだけで作った様な感じさえします。

・で、この位の価格でスレートPCを買うなら、もう少し高性能なノートパソコンが普通に買えます。
去年の秋にお客さんからの依頼で富士通のノートパソコンを仕入れて売りましたけど、Core-i3 Windows7 64bit版にOffice2010がついて7万円程度です。
同じ位の売価なら、Webページを作成ならわしはこっちを選びますけどね。

・ついでに言うと、質問者さんは「日本を応援するから日本メーカーのパソコンを選ぶ」様な事を仰ってますが、富士通もNECもパソコンの生産拠点は海外だったと思いますが。
下手すれば海外メーカーの製品に自社ブランド名を被せて売ってるだけの場合もありますし。
つまり、日本企業に売上は入るけど、そこから海外の生産拠点に更にお金は流れてるって事ですよね。

一方で、ヒューレットパッカード(HP)は元来はアメリカの企業ですけど、日本で販売するパソコンは現在では東京で生産してる事を謳い文句にしています(パソコン本体にもMADE BY TOKYOってでっかく入ってますし)。
まぁ元々パソコンなんて世界中の部品工場で製造したパーツを寄せ集めて作ってる物ですから、日本メーカーのパソコンは全て日本製パーツ、なんてあり得ないです。

まぁつまり、そこにこだわりすぎると、視野が狭くなるんじゃないかな、とか思うんですがね。