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これは、どういう比較をなさったのでしょう？A と B の音質の「良し悪し」をきちんと比べたいなら、A と B を直接比べるだけでなく、基準となる C （今回のようなケースなら例えば、マトモなコンポで CD を再生した時の音、とか）と比べるようにした方がいいですよ。A と B との二者比較だと、「良し悪し」というより貴方の「好みに合うか否か」になってしまう可能性大です。音質の良否判断というのは結構曖昧で、明確な基準を持ち込んでそれと直接聴き比べしないとなかなか難しいです。「良し悪し」ならば、どちらが基準に近いかで判断すべきですね。それと、こんな話もあります。http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0812/03/news118.htmlこの記事の中ほどに、どちらのデータか分からない状態で大学生に聴かせたら、大半が無圧縮音源よりも MP3 の方がいい音だと答えた（おそらく、普段聴いてる音に近い方を「良い音」と判断した？）、とありますね。こうした滑稽な事態を回避する為にも、基準との聴き比べをすべきなんです。また、どちらのデータを聴いてるか判らない状態で聴く（ブラインドテスト）ことも非常に重要です。音質判断は、ブラセボ（思い込み）効果の影響を非常に大きく受けますので。この二点と、あとは複数回繰り返して同じ結果になる（マグレではない）ことを確認する、というのは、リスニングテストの基本です。ただ、機器比較となると、一人でブラインドテストをやるのは難しいですが・・・。本当の意味の「良し悪し」でなく、「自分がどう感じるか（どっちが好きか）」を調べたいのなら、A と B を直接比較でいいんですけどね。その場合は、上記の大学生のような結果になることも多いと思われます。