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HDDの増設に興味がないのであれば東芝は外して良いと思います。起動の速いSONYは魅力的ではありますが、1日6時間しか瞬間起動の時間帯を設定できないという制限があります。何故時間制限があるかというと、瞬間起動するために多くの電力(OFF状態で約22W/h)を消費するためです。PanasonicはSONYほどではありませんが、約5秒(高速起動モード)と起動はわりと早めです。また高速起動モードでもOFF状態の消費電力は3.2W/hと低めなため、24時間常時対応です。一番のお奨め理由は、マルチタスク機能が充実していることです。まずは多チャンネル圧縮録画に対応していること。大抵のレコーダーは複数のチューナーを搭載していて2番組同時録画などは当たり前の機能ですが、「長時間ハイビジョン録画」などと謳っている、圧縮録画には1チューナー分しか対応していないという製品がまだ多く、録画を多く利用する場合はHDDの消費が激しくなります。これはSONYも最近は対応機種を出していますが、東芝はまだ1チャンネルのみです。また、Bluray-Video再生中に録画を行えないHDD→Blurayへのダビング中に録画できないなど、わりと制限の多いBlurayレコーダですが、これらに対応しているのが最近のPanasonic DIGAです。迷うとすればSONYかPanasonicかなのですが、SONYの強みはパッと録画や起動というより、番組検索機能とおまかせ丸録り機能です。Panasonicにも新番組おまかせ録画という機能はあるのですが、自動録画された1話目を再生し、継続して毎週録画するかはユーザーが判断する必要があり、これをしないまま2週目に突入すると2話目以降を取り逃すという弱みがあります。一方SONYは逆にキャンセルしない限り録画は継続するため録り逃しは少ないです。またSONYはユーザーの好みを学習して、指定した番組以外も録画して「こんなのどう？好きじゃない？」という提案をしてきますが、Panasonicの場合は番組表におすすめを表示してくれるだけで、録画を自動的にしてくれることはありません。HDDの消費量に関わってくるため、この辺は好みかと思いますが自分がSONYとPanasonicを迷う最大の要因がここです。この録画機能におおきなメリットを感じないのであれば、テレビがPanasonicということでVieraリンクも使えますし、ほぼDIGAを選んで問題ないと思います。