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ネットを検索すると、良く使う機能の階層が深い、ワンタッチのボタンが少ない等の不満があるようです。しかし、操作性は各自の感じ方です。以前、ニコンのF70Dというカメラを使っていましたが、このカメラも操作性が悪いという評判でした。そういうふうには全く感じません。露出補正がやりにくいのですが、私はAELを使うので関係ありません。要は、その操作性が自分に合っているかどうかです。

背面の液晶モニタは、どんなカメラでも日中は見辛い。EVF内蔵が便利です。サードパーティから、「液晶フード」や「液晶ルーペ」という製品が販売されています。前者は遮光のみ、後者は遮光した上ルーペで目を近付けて見る装置です。安価ですが、三脚向きで、手持ちの撮影には不便です。

ファインダーは絶対にあった方が良いですよ。太陽光の強い屋外では液晶は全く見えませんから。 スナップなどであてずっぽうで撮るなら兎も角花など接写では使い物になりません。 NEX-5にEVFの組み込まれたのがNEX-6です。NEX-5とEVFを別個に買うより安いのでは？ NEX-7ｎのEVFはまだ見てませんが2層になって3.6Mとか兎に角綺麗らしいです。

基本的にNEX系での操作性が悪いという意見、使いこなせていないだけだと思うんですけどね。NEX-5Nを使っている人間としては、確かに一眼レフ中級機のほうが使いやすさはあるのですが、エントリー機と比べるとたいした差がないですからねぇ（苦笑）

基本的にISOとホワイトバランスは設定メニューからの変更になるので、これをすばやくやろうとすると、カスタマイズキー割り当てが必要になります。これはエントリークラスの一眼レフでも大体同じですね。

絞りとシャッタースピードの設定ですが、Mモードの場合、コントロールダイヤルを持たないので、コントロールダイヤルの下の部分を一回押すごとに絞りとシャッタースピードが切り替わります。それぞれ表示がオレンジになったタイミングでダイヤルを回せば値が変わっていきます。ここも基本的にはエントリー機とそれほど差はありません。

任意の位置にピントを合わせるのはタッチパネルを使ったときはピントを合わせたい箇所をタップすれば良いので、これは一眼レフよりも速いですね。ただし、EVFを装着して、EVFを覗きながらの場合、コントロールダイヤルで位置を決める場合、設定メニューからフレキシブルスポットを選んでコントロールダイヤルを操作して決めるため、操作性は決してよくはありません。一眼レフと違ってすべてのエリアを指定できるので設定できる範囲が広いですからね。


補足について

現状、EVFの必要性はそれほど感じたことはありません。あったほうが便利なのは事実なので、NEX-7やNEX-6といった選択肢は魅力的ではあるのですが、今度はタッチパネルがなくなりますからね。AF位置の任意指定を考えると、NEX-5Nのほうが良いかな～という印象はあります。