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掃除機を選ぶ際に、吸い込み力を重点に考える方が多いですが
実は、それだけで掃除機を決めるのは得策じゃありません。
使用条件からより良い掃除機を考えてみましょう。

１．メンテナンスが楽なもの
メンテナンスを考えるとやはり紙パックが良いですね。
ただし使用頻度が多いのでれば、必然的に紙パックを
取り替える頻度も多くなるため、楽になるとはかぎりません。
出来れば２週間に一度取り替えることをお勧めします。

２．室内犬がいる
冒頭でもお話しましたが、集塵能力は吸引力だけではありません。
いかにヘッド部分に工夫がされているかで変わってきます。
ヘッド部分には３つの種類があります。
・パワーブラシ：モーターでブラシを回転・・・集塵力（強）
・ターボブラシ：吸引する空気の力で回転・・・集塵力（中）
・ブラシレス：ブラシが無く、吸い込む力だけで集塵（弱）
フローリングや畳では、強モードも弱モードも集塵率は変わりません。
ブラシの併用や床材にあわせて掃除をすることで省エネになります。

３．排気がきれい（幼児がいる）
排気に関してですが、上記に記載されている機種の性能はほぼ横並びです。
掃除機の場合、メーカー間の性能比較よりも機種間（高級、標準機種）で
かわります。３万円前後であれば、どのメーカーでも違いはないでしょう。

４．出来るだけ静かな機種
一番有名な海外製掃除機以外であれば、それほどかわりません。
サイクロン式になりますが、シャープの掃除機はかなり静かです！（別格です。）
東芝も静かと言われていますが、ブラシの音がうるさく感じます。
カタログ値だけではわからないので、店頭で聞き比べることをお勧めします。

５．紙パックのコストを抑えたい
機械の寿命はおよそ１０年ど言われているため、一度掃除機を購入すると
不具合がなければ１０年ぐらいは使うと考えます。
手間、コストの両面を補えるなら、紙パック・サイクロン併用がベストでしょう。
掃除をしたいと思っても、換えの紙パックがない・・・なんて場合でも
対応できるので、掃除の頻度が多い方には最適なのではないでしょうか？

これは個人的な感想ですが、紙パック併用でヘッドの工夫がされており
排気のことも考えるとなると「SANYO SC-XW55K」は、かなりお勧めです。
ヘッドの前面が開き、壁との隙間のゴミも効率的に吸い取れますし
ヘッドが逆さまになるので、家具と家具の隙間にもスッと入ってくれます。
比較的コンパクトで持ち運び楽ですので、毎日の家事にも役に立ってくれます。
（ちなみに排気の事を考え、我が家はＳＡＮＹＯのエアシスを使っています。）

最終的にはデザインや価格も気になると思いますが、毎日のことですので
使い勝手を重視して、掃除機をお選びいただければと思います。（＾－＾）ｖ